太陽/月の経緯線をExcelで描く (2)
太陽/月の経緯線をExcelで描く (1)でどういう考え方で描くかを記しましたのでこの記事では具体的なExcelでのやり方を書きます。
シートが大きいので分割して表示します。
まずL0、B0、Pの設定とそこから方向余弦L,M,Nを求めているところです。
B0とPに対するcos、sinは繰り返し使うので事前に計算しておきます。またL,M,Nは次のように計算します。
L: E3: =COS(D3/180*PI())*COS((C3-$B$3)/180*PI())
M: F3: =COS(D3/180*PI())*SIN((C3-$B$3)/180*PI())
N: G3: =SIN(D3/180*PI())
この例は緯度(φ)が0度のところで経度(λ)を0度から360度まで変化させて緯線を描くための座標を求めようとしています。
次にy軸回りにB0回転します。
最後にx軸周りにP回転します。
じっさいに計算した結果はこうなります。
ここで得られた(y,z)つまりL列、M列の値をグラフにすればいいのですが、このままだと太陽/月の裏側まで経緯線が描かれてしまいますのでちょっと工夫します。
(続く)
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