レデューサーの実際 (1)
さて「レデューサーの原理」で書いたことを実践に移します。
結論はこうでした。
焦点距離480mmの対物レンズから450mm離れたところにレデューサーをおきます。
レデューサーには組立天体望遠鏡の焦点距離は273mmの対物レンズ使います。
このとおき結像位置はレデューサーから27mmのところにあります。
つまり結像位置は対物レンズからは473mmのところになります。
これは対物レンズ本来の結像位置より7mm対物レンズに近い位置です。
画像の拡大率は0.9となります。
今、このような状態で撮影しています。
ここで最初の問題が発生します。対物レンズから450mmのところはPENTAX Kマウントレンズ用アダプタ Q(PENTAX ADAPTER Q FOR K MOUNT LENS)の内部になります (^^;;
PENTAX Kマウントレンズ用アダプタ Qの中をのぞいてみます。
組立望遠鏡の40mmのレンズだったら入りそうです。まずレンズが傷つかないようにドーナツ型に切ったフェルトを用意します。ちょっといびつですが...
フェルトで両側をはさむことにしてレンズをPENTAX Kマウントレンズ用アダプタ Qの中に入れます。
ぴったり入ったように見えたのですがよく見るとちょっとずれている感じがします。
PENTAX Kマウントレンズ用アダプタ Qには絞りを連動されるためのピンがありこれが邪魔をしているようです。
ピンをちぎってしまいたい誘惑に駆られるのですが、PENTAX Kマウントレンズ用アダプタ Qのお値段を考えて思いとどまります。
ひとまずこれで実際に撮影してみることにします。
(「レデューサーの実際 (2)」に続く)
« Hαフィルターを使わずにHα写真を撮る方法 | トップページ | 黒点・より精度の高い観測をめざして »
「編集用」カテゴリの記事
- メモ(2013.11.04)
- 天体望遠鏡・拡大撮影の原理 (1)(2013.07.26)
- 天体望遠鏡・拡大撮影の原理 (2)(2013.07.26)
- 天体望遠鏡・拡大撮影の原理 (3)(2013.07.26)
- 天体望遠鏡・拡大撮影の原理 (0)(2013.07.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント