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2013年6月 2日 (日)

レデューサーの実際 (1)

さて「レデューサーの原理」で書いたことを実践に移します。

結論はこうでした。

  焦点距離480mmの対物レンズから450mm離れたところにレデューサーをおきます。
  レデューサーには組立天体望遠鏡の焦点距離は273mmの対物レンズ使います。
  このとおき結像位置はレデューサーから27mmのところにあります。
  つまり結像位置は対物レンズからは473mmのところになります。
  これは対物レンズ本来の結像位置より7mm対物レンズに近い位置です。
  画像の拡大率は0.9となります。

今、このような状態で撮影しています。
池袋駅南口の天文計算

ここで最初の問題が発生します。対物レンズから450mmのところはPENTAX Kマウントレンズ用アダプタ Q(PENTAX ADAPTER Q FOR K MOUNT LENS)の内部になります (^^;;

PENTAX Kマウントレンズ用アダプタ Qの中をのぞいてみます。
池袋駅南口の天文計算-image

組立望遠鏡の40mmのレンズだったら入りそうです。まずレンズが傷つかないようにドーナツ型に切ったフェルトを用意します。ちょっといびつですが...
池袋駅南口の天文計算-image

フェルトで両側をはさむことにしてレンズをPENTAX Kマウントレンズ用アダプタ Qの中に入れます。
池袋駅南口の天文計算-image

ぴったり入ったように見えたのですがよく見るとちょっとずれている感じがします。

PENTAX Kマウントレンズ用アダプタ Qには絞りを連動されるためのピンがありこれが邪魔をしているようです。
池袋駅南口の天文計算-image

ピンをちぎってしまいたい誘惑に駆られるのですが、PENTAX Kマウントレンズ用アダプタ Qのお値段を考えて思いとどまります。

ひとまずこれで実際に撮影してみることにします。

(「レデューサーの実際 (2)」に続く)

  

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