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2013年6月 2日 (日)

レデューサーの実際 (2)

f=480mmの対物レンズ+PENTAX Qで撮ってもお月様がフレームからはみ出さないようにするため「レデューサーの原理」でf=273mmのレデューサーを使うときどこにおけばいいかを計算しました。そして「レデューサーの実際 (1)」でまあまあそれらしい位置にレデューサーを置くことができました。

そこで実際に撮影してみました。ほんとはお月様の写真にしたいのですがあいにくの梅雨空で.....


まずレデューサーを使わない状態で撮ったものです(原画像4000x3000を580x435に縮小)
池袋駅南口の天文計算-8612S

そしてピクセル等倍のものです。
池袋駅南口の天文計算-8612

ちょっと本題と離れるのですがこの時計は400m弱離れたところにあるものですが。“SEIKO”の文字は画像から逆算すると高さ25mmくらいでしょう。じつは以前はこの文字がなかなか読み取れるように撮れませんでした。60mmの対物レンズを使うようになってやっと読み取れるようになりました。
私のなかではこの文字が読み取れることが60mmのレンズを使ったシステム(?)の最低条件になっています。
ちなみにこの文字の高さは角度で言うと13秒で、これは月面の20kmに相当します。つまりアリスタルコスの直径の半分くらいになります。

次にレデューサーを使ったケースです。時計が一回り小さく写ります。(原画像4000x3000を580x435に縮小)
池袋駅南口の天文計算-8609S

ピクセル等倍はこうです。
池袋駅南口の天文計算-8609

これだけだと恒星を写したようなケースでどうなるかはっきり言えないのですが少なくとも月の写真を撮るくらいだったらそんなに問題にならないと思います。

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