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2013年7月 9日 (火)

月の視差について考えてみた (2-3)

月(あるいは太陽)の自転軸が地球からどう傾いて見えるかを考えてみます。つまりPをどうやって求めるかを考えます。

月の自転軸は公転面に対してθ傾きまたその傾きの方向は地球の方向からφ回転したところにあります。
$池袋駅南口の天文計算-N01
この図はφ= π/2 のときの例です。

まず公転面をx,y平面とし地球の方向をx、天頂の側をzとします。

そうすると月の自転軸が公転面に対して傾いていないとすれば北極点の座標は(0,0,1)となります。
自転軸が傾くことによって北極点の座標がどうなるか考えます。

まず自転軸をy軸を中心にθ回転します。そしてz軸を中心にφ回転すればいいはずです。

池袋駅南口の天文計算-P_01

池袋駅南口の天文計算-P_02

池袋駅南口の天文計算-P_03


Pの定義から次の式か成り立つはずです。

池袋駅南口の天文計算-P_04


これからθ、φからPを求める式が得られます。

池袋駅南口の天文計算-P_05

(続く)

(2013-07-09 22:18:52)

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