本日深夜の71 Oriの掩蔽の時刻を予測する方法 (1/4)
「手抜き星食計算」と題してやってきましたが0.1分くらいの精度は出ているような気もするので本日深夜(明日未明)の71 Oriの星食(出現)を予想してみます。
地方によっては接食となる掩蔽ですので今回の予測は誤差が大きいとは思いますが....
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観測地の緯度・経度・標高を調べます。今回は試しに名古屋市科学館でやってみます。科学館のサイトにあるものを使います。
北緯 35° 9' 54.300" (35.1650833°)
東経 136° 53' 58.901" (136.899695°)
標高 44.945m
ここまで正確でなくてもいいですが最低でも0.1'くらいまではちゃんと調べておきます。
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星食のだいたいの時刻を調べます。
(今回は使えませんが)理科年表とか天文年鑑の近似式で計算するとかアプリであたりをつけるとか、(昨日ブラック・イマイさんに教えていただいたのですが)
「星食観測ハンドブック 2013」
とかで調べます。
二つの時刻から線形補間で星食の時刻を求めますので、はっきりしないときは間隔を広めにとって狭めていけばいいし、だいたいわかっていれば最初から1分間隔くらいで計算します。
私はステラナビゲータで見てみたら、なんとなく02時52分~53分くらいのように見えたのでそれを使うことにします。
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71 Oriの視位置を調べます。
「国立天文台 - 暦計算室 - 暦象年表 - 恒星の視位置」
で恒星の選択方法を「HIP番号」として「29650」を入力します。
時刻は「中央標準時」、「2013年08月31日03:00」にします。
視赤経[h m s] 視赤緯[°′″]
6 15 39.332 19 08 57.09
が得られます。
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月の視半径をしらべます。
「国立天文台 - 暦計算室 - こよみの計算」
を使います。計算日時はだいたいの予想から「2013年08月31日02時52分」とし、計算地点は「名古屋」にします。ここはそんなに神経質になることはなくて、都道府県があっていればいい、程度です。もちろん観測地点をちゃんと入力した方が安心ですが....
「計算内容」は「月の高度と方位」です
視半径[″]
891.6
が得られます。
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関連記事
「Excelで日食計算」 編集
「Excelで星食計算」 編集
「星食計算に必要な精度について考える (1)」 編集
「星食計算に必要な精度について考える (2)」 編集
「国立天文台 - 手抜き星食計算 (1)」 編集
「続・国立天文台 - 手抜き星食計算 (2)」 編集
「名古屋市科学館 - 手抜き星食計算 (3)」 編集
「愛知県 - 手抜き星食計算 (4)」 編集
「恒星と月の位置の調べ方 - 手抜き星食計算 (5)」 編集
「8月12日スピカの愛知県での潜入と出現 - 手抜き星食計算 (6)」 編集
「星食の潜入・出現の時刻から観測地を特定する方法」 編集
「本日深夜の71 Oriの掩蔽の時刻を予測する方法 (1/4)」 編集
「本日深夜の71 Oriの掩蔽の時刻を予測する方法 (2/4)」 編集
「本日深夜の71 Oriの掩蔽の時刻を予測する方法 (3/4)」 編集
「本日深夜の71 Oriの掩蔽の時刻を予測する方法 (4/4)」 編集
「度分秒・時分秒と度との変換(1)」 編集
「度分秒・時分秒と度との変換(2)」 編集
参考
長沢工 「日食計算の基礎」
長谷川一郎「天文計算入門」
渡邊敏夫 「数理天文学」 (内容未確認)
藤沢健太「日食の計算」
(基準面(ベッセル日食要素)は既知であるという前提で書かれています)
「国立天文台 - 相馬充」
「星食観測ハンドブック 2013」
「せんだい宇宙館 - 星食(Occultation)」
「ビデオ観測の方法」
「天平の森天文同好会 星食観測のページ」
地方によっては接食となる掩蔽ですので今回の予測は誤差が大きいとは思いますが....
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観測地の緯度・経度・標高を調べます。今回は試しに名古屋市科学館でやってみます。科学館のサイトにあるものを使います。
北緯 35° 9' 54.300" (35.1650833°)
東経 136° 53' 58.901" (136.899695°)
標高 44.945m
ここまで正確でなくてもいいですが最低でも0.1'くらいまではちゃんと調べておきます。
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星食のだいたいの時刻を調べます。
(今回は使えませんが)理科年表とか天文年鑑の近似式で計算するとかアプリであたりをつけるとか、(昨日ブラック・イマイさんに教えていただいたのですが)
「星食観測ハンドブック 2013」
とかで調べます。
二つの時刻から線形補間で星食の時刻を求めますので、はっきりしないときは間隔を広めにとって狭めていけばいいし、だいたいわかっていれば最初から1分間隔くらいで計算します。
私はステラナビゲータで見てみたら、なんとなく02時52分~53分くらいのように見えたのでそれを使うことにします。
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71 Oriの視位置を調べます。
「国立天文台 - 暦計算室 - 暦象年表 - 恒星の視位置」
で恒星の選択方法を「HIP番号」として「29650」を入力します。
時刻は「中央標準時」、「2013年08月31日03:00」にします。
視赤経[h m s] 視赤緯[°′″]
6 15 39.332 19 08 57.09
が得られます。
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月の視半径をしらべます。
「国立天文台 - 暦計算室 - こよみの計算」
を使います。計算日時はだいたいの予想から「2013年08月31日02時52分」とし、計算地点は「名古屋」にします。ここはそんなに神経質になることはなくて、都道府県があっていればいい、程度です。もちろん観測地点をちゃんと入力した方が安心ですが....
「計算内容」は「月の高度と方位」です
視半径[″]
891.6
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藤沢健太「日食の計算」
(基準面(ベッセル日食要素)は既知であるという前提で書かれています)
「国立天文台 - 相馬充」
「星食観測ハンドブック 2013」
「せんだい宇宙館 - 星食(Occultation)」
「ビデオ観測の方法」
「天平の森天文同好会 星食観測のページ」
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