« 現代天文学講座「天文計算セミナー」 | トップページ | (全国版)明日未明の星食の予測 »

2013年9月10日 (火)

長谷川一郎「天文計算入門」

書名のとおり天文計算について盛り沢山な内容を含んでいます。
天体の位置や時刻、そして球面三角に関する導入部が終わったあとは
  第8章 日月食とえんぺい(星食)
  第9章 二体問題
  第10章 太陽系内天体の位置推算
  第11章 軌道決定
となっています。

例題やその説明もていねいなのですが、球面三角を主軸にすすめてあるのでそのあたりがどうかなあと思います。

盛り沢山なかわりに厳密さに全体的に厳密さを犠牲にしたようなところも見受けられます。この内容を一冊の本にまとめようというのですからしようがないのですが....

以前何かの記事に書きましたが「計算コストが大きかった頃」の書物といえるかもしれません。

« 現代天文学講座「天文計算セミナー」 | トップページ | (全国版)明日未明の星食の予測 »

編集用」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

フォト

サイト内検索

  • 記事を探されるんでしたらこれがいちばん早くて確実です。私も使ってます (^^;; 検索窓が表示されるのにちょっと時間がかかるのはどうにかしてほしいです。

新着記事

リンク元別アクセス数

  • (アクセス元≒リンク元、原則PCのみ・ドメイン別、サイト内等除く)

人気記事ランキング

  • (原則PCのみ、直近2週間)
無料ブログはココログ