9月28日未明の掩蔽(星食)予測
恒例の(?)掩蔽予測です。掩蔽される恒星はHIP32539という6.4等星です。満月を過ぎた時期ですので観測の対象となるのは暗縁からの出現です。
沖縄で2時半くらい、東京あるいは以北では3時近くとなかなか厳しい時間帯になります。
北海道南部で接食になるようです。だから北海道のほとんどでは見られないことになります。
接食が見られないところで計算すると離角が半径と同じになるところを求める二次方程式が実数の根を持たないのでシート上に盛大にエラーが発生します (^^;;
今回は月の位置データを6個から7個に増やしていますができるだけ広範囲で予測に使えるようにしたいためでデータ数が多いから精度が上がっているわけではありません。
というかデータ数を増やすと精度が悪くなることも考えられます。月と恒星の離角の近似結果を見ていると精度0.1秒の予測ははるかかなたという気がします。こういう方法では精度の高い予測はむずかしいですね。
それから月の半径が1"大きなったら(小さくなったら)掩蔽の時刻がどのくらい変化するかを調べられるようになっています。月の地形がわかっていないと半径が大きくなるのか(山があるのか)小さくなるのか(谷があるのか)わかりませんのであんまり意味ないですが、これから予測の時刻がどのくらいあてになるかの参考くらいにはなると思います。
掩蔽_HIP32539_20130928.xls
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星食(掩蔽)に関する関連記事や参考文献の一覧はこちら
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沖縄で2時半くらい、東京あるいは以北では3時近くとなかなか厳しい時間帯になります。
北海道南部で接食になるようです。だから北海道のほとんどでは見られないことになります。
接食が見られないところで計算すると離角が半径と同じになるところを求める二次方程式が実数の根を持たないのでシート上に盛大にエラーが発生します (^^;;
今回は月の位置データを6個から7個に増やしていますができるだけ広範囲で予測に使えるようにしたいためでデータ数が多いから精度が上がっているわけではありません。
というかデータ数を増やすと精度が悪くなることも考えられます。月と恒星の離角の近似結果を見ていると精度0.1秒の予測ははるかかなたという気がします。こういう方法では精度の高い予測はむずかしいですね。
それから月の半径が1"大きなったら(小さくなったら)掩蔽の時刻がどのくらい変化するかを調べられるようになっています。月の地形がわかっていないと半径が大きくなるのか(山があるのか)小さくなるのか(谷があるのか)わかりませんのであんまり意味ないですが、これから予測の時刻がどのくらいあてになるかの参考くらいにはなると思います。
掩蔽_HIP32539_20130928.xls
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