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2013年9月 1日 (日)

写真から恒星の光度を求めるには?

いるか座新星もだんだんと暗くなってきました。
$池袋駅南口の天文計算

ところで先日

  「いるか座新星のPENTAX K-r光度 (2)

を書きました。光度というのは「本来の星の(波長に対する)光度曲線に観測機材(フィルム・センサー・フィルター)の(波長に対する)感度特性をかけたものを特定の波長の範囲で積分したもの」として定義されるはずで“正規の”光度を測定する機材もそれを何らかの方法で求める根性もないのでPENTAX K-rの感度曲線を使ったものという意味で「PENTAX K-r光度」と書きました。

この記事に書いたようにステラナビゲータの恒星データで表示される光度(定義不明)と画像から求めた星像の光量は精度よくとまではいきませんが相関関係がありました。

このときブラック・イマイさんから「RAWのG成分だとどうなるのか、興味がある」とのコメントをいただきました。

その後いろいろ調べると確かにG成分は(ヒッパルコス星表の)Vt光度といい相関があることがわかりました(例えば、日本変光星研究会編「天体観測の教科書 - 変光星観測」)

いろいろ注意すべきことはありそうですが画像上の星像の光量をVt光度と比較すれば少なくとも「いるか座新星のVt光度」という記事は書けそうです。

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ところでデジカメは三色のフィルタを使って画像を撮影しています。そうするとデジカメのRGBのそれぞれ成分と“正規の測定のときに使う感度曲線での光量”になんらかの関係がないのでしょうか。

ネットで探しまくったらそういうことを考え実際に確かめた方がいらっしゃいました。

  「これまでの検証結果
  「今村和義 - デジタル一眼レフカメラによる測光観測の検証

念のために書いておきますが、このページにある計算式の係数はカメラに依存したものですので、自分のカメラ・レンズを使ったときどうなるかは自分で確かめる必要があります。

なおこの論文を読むと「G成分は(ヒッパルコス星表の)Vt光度と良好な相関がある」理由がわかります。

と同時にPENTAXで写してもG成分とVt光度に相関があるのかという疑問が湧いてきます。

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PENTAX K-r
  TAMRON AF28-300mm Ultra Zoom XR F/3.5-6.3 LD
  300mm F8 10sec ISO3200
GIMP Ver.2.8.2
  画像の1/3(面積比で1/9)をトリミング
  トーンカーブを露出を+にする感じで補正。

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参考記事(最近の記事は反映していません)

ムササビ WAT01さん
  「発見前の いるか座新星付近(8月12日)
  「いるか座新星の光度解析・・・デジカメは使えません
  「いるか座新星:ざっくり、簡単 光度測定
  「もしかしたら、いるか座新星 ?
  「速報:いるか座新星 2013

ブラック・イマイさん
  「[星空]8/15の画像にいるか座新星
  「[星空]飛騨の星空

久万高原天体観測館さん
  「いるか座新星・続報

さん
  「いるか座新星

ほよほよさん
  「いるか座新星(2)
  「いるか座新星

dewnabeさん
  「いるか座の新星 (the nova in Delphinus)


池袋駅南口
  「いるか座新星のPENTAX K-r光度 (2)」 (この記事)
  「いるか座新星のPENTAX K-r光度 (1)
  「いるか座の新星 (2)
  「いるか座の新星

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