電波時計モジュールを使ってみた(1)
なんだかんだ書いてはいますが最後はGPSになると思います、たぶん (^^;;
==> その後両方やってます (^^)
「GPS受信モジュールあれこれ」
「JJY受信機で作る高精度発振器と時刻標準 - はじめに」
--------
さて前記事
「JJYを受信する」
でJJYの受信機(=電波時計モジュール)の使い方を書いたので今回は実際に受信してみた結果です。
「JJYのタイムコードを見る」
夜撮ったので画質が悪いですが、見ていただきたいのは点滅するLEDと字幕だけです。
LEDは前記事のように受信機に接続してあるLEDです。ランプが点灯しているときが100%出力になっています。
字幕は秒信号の秒と種別を示しています。
左2桁の数字が秒を示しています。
右側の数字あるいは文字は
Pn:ポジションマーカー=毎9秒に送出(200msのパルス)
FM:フレームマーカー=分の始まり=0秒(200msのパルス)
0:デコードされたデータ・二進数の0(800msのパルス)
1:デコードされたデータ・二進数の1(500msのパルス)
動画は58秒のところから始まっていますので、すぐに59秒のP5、0秒のFMがあります。
いずれも200msのパルスなのでLEDは瞬間的に光ります。この200msのパルスが続けて2回送出されるのは分のはじめに限られています。
この記事ではFM:フレームマーカという言葉を使っていますが、単にマーカーというのが正しいようです。
そのあと“分”を示すデータが8bitあります。
「10100100」となっておりこれは54分であることを意味します。
(BCDを変形したものになってます。最初の3桁が10分の位(=5)を示し、最後の4桁が分の位(=4)を示します)
次に9秒のP0があってそのあと“時”を示すデータが9bitあります。
「00000000」なので0時ということになります。
つまりこの動画は0時53分58秒から二十数秒間JJYの信号を記録したものになります。
この動画の続き、つまりポジションマーカーP1以後には年の通算日、西暦の下二桁、曜日、うるう秒に関する情報等がポジションマーカーP2、P3、P4をはさみながら送出されています。
JJYの秒信号が受信できることは確認できましたがここで問題になるのはこうやって取得した(電波時計モジュールの)秒信号はどの程度の精度があるかということです。
(続く)
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関連記事
記事目次・時刻と時間
JJY
「JJY受信機で作る高精度発振器と時刻標準 - はじめに」
「JJYの受信法」
「JJYを受信したい(要旨)」
電波時計モジュール
「JJYを受信する(訂正あり)」
「電波時計モジュールを使ってみた(1)」
「電波時計モジュールを使ってみた(2)」
「電波時計モジュールが「使えない」理由」
参考
「やもり - Quiita - FreeBSDの時間(VDSOのこと、時間の仕組み、ppsの仕組み、JJY)」
FreeBSDでの時刻管理についての具体的、実用的な内容です。JJYの受信(電波時計モジュールの利用法)についても詳細な説明や充実した参考リンクがあります。
GPSモジュール
「GPS受信モジュールあれこれ」
「GPSモジュールを使ってみた」
「GPSとBPM」
「JOAKとGPS」
「GPSモジュールを使ってみた(2)」
「GPS測位情報を聞いてみた」
「根性でGPS情報を読んでみた(訂正・補足あり)」
「GPS受信モジュール・まとめ」
うるう秒
「うるう秒の研究(補足あり)」
「無責任にうるう秒について考えてみた」
掩蔽
「掩蔽(星食)の予測と観測」記事目次とリンク集」
==> その後両方やってます (^^)
「GPS受信モジュールあれこれ」
「JJY受信機で作る高精度発振器と時刻標準 - はじめに」
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さて前記事
「JJYを受信する」
でJJYの受信機(=電波時計モジュール)の使い方を書いたので今回は実際に受信してみた結果です。
「JJYのタイムコードを見る」
夜撮ったので画質が悪いですが、見ていただきたいのは点滅するLEDと字幕だけです。
LEDは前記事のように受信機に接続してあるLEDです。ランプが点灯しているときが100%出力になっています。
字幕は秒信号の秒と種別を示しています。
左2桁の数字が秒を示しています。
右側の数字あるいは文字は
Pn:ポジションマーカー=毎9秒に送出(200msのパルス)
FM:フレームマーカー=分の始まり=0秒(200msのパルス)
0:デコードされたデータ・二進数の0(800msのパルス)
1:デコードされたデータ・二進数の1(500msのパルス)
動画は58秒のところから始まっていますので、すぐに59秒のP5、0秒のFMがあります。
いずれも200msのパルスなのでLEDは瞬間的に光ります。この200msのパルスが続けて2回送出されるのは分のはじめに限られています。
この記事ではFM:フレームマーカという言葉を使っていますが、単にマーカーというのが正しいようです。
そのあと“分”を示すデータが8bitあります。
「10100100」となっておりこれは54分であることを意味します。
(BCDを変形したものになってます。最初の3桁が10分の位(=5)を示し、最後の4桁が分の位(=4)を示します)
次に9秒のP0があってそのあと“時”を示すデータが9bitあります。
「00000000」なので0時ということになります。
つまりこの動画は0時53分58秒から二十数秒間JJYの信号を記録したものになります。
この動画の続き、つまりポジションマーカーP1以後には年の通算日、西暦の下二桁、曜日、うるう秒に関する情報等がポジションマーカーP2、P3、P4をはさみながら送出されています。
JJYの秒信号が受信できることは確認できましたがここで問題になるのはこうやって取得した(電波時計モジュールの)秒信号はどの程度の精度があるかということです。
(続く)
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関連記事
記事目次・時刻と時間
JJY
「JJY受信機で作る高精度発振器と時刻標準 - はじめに」
JJY受信機を一から作り周波数標準、時刻標準にしようという一連の記事です。
「JJYの報時信号の送出方法」「JJYの受信法」
「JJYを受信したい(要旨)」
電波時計モジュール
「JJYを受信する(訂正あり)」
「電波時計モジュールを使ってみた(1)」
「電波時計モジュールを使ってみた(2)」
「電波時計モジュールが「使えない」理由」
参考
「やもり - Quiita - FreeBSDの時間(VDSOのこと、時間の仕組み、ppsの仕組み、JJY)」
FreeBSDでの時刻管理についての具体的、実用的な内容です。JJYの受信(電波時計モジュールの利用法)についても詳細な説明や充実した参考リンクがあります。
GPSモジュール
「GPS受信モジュールあれこれ」
「GPSモジュールを使ってみた」
「GPSとBPM」
「JOAKとGPS」
「GPSモジュールを使ってみた(2)」
「GPS測位情報を聞いてみた」
「根性でGPS情報を読んでみた(訂正・補足あり)」
「GPS受信モジュール・まとめ」
うるう秒
「うるう秒の研究(補足あり)」
「無責任にうるう秒について考えてみた」
掩蔽
「掩蔽(星食)の予測と観測」記事目次とリンク集」
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