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2013年10月29日 (火)

続・受信機内部の遅延を調べる

BPMの報時信号の遅延を調べるとき受信機内部の遅延は0.0030秒であるとしています。チープなアナログなラジオと比較したりGPS受信モジュールのTXA出力(の高調波)を受信したりしてこの遅延時間を決めたのですがもうちょっとしっかり調べたいものだと思っていました。

数日前工具箱を整理していたら8MHzの水晶発信器モジュールが出てきました。ぜんぜん使った形跡がないしどこで入手したものかさっぱりわからないのですがこれで遅延時間を調べてみることにしました。

このモジュールは5Vを与えると8MHzが取り出せるみたいです。アステーブルマルチ(非安定マルチバイブレーター)を作りその発振電圧で8MHzを変調してみることにします。
池袋駅南口の天文計算
かなり強引ですがコレクタ変調のつもりです。
C3のところがヘンなんですがありあわせの抵抗を使っていたらC3なしでは変調できなくなってしまいました。回路定数を書き入れてないのも全体的にあまりにもむちゃくちゃな抵抗値を使っていて恥ずかしいからです (^^;;

アステーブルマルチはベースのところに入った抵抗の値を変化させると発振周波数やデューティー比を変えられるのでLEDの調光によさそうです。電池一本となるとなんらかの工夫が必要ですがそのうち記事を書くかも....

さっそく変調用の回路に与えている電圧とDSP付きラジオの出力を比較してみました。
池袋駅南口の天文計算
間違ってコレクター電圧と書いてしまいましたが上の回路図のOutのところ電圧を測っています。

どうやら遅延は0.0029秒といったところのようです。

以前アナログなラジオとの比較では0.0030秒の遅延でした。とするとアナログなラジオも0.0001秒くらいの遅延はあるのかもと思ったのですが

  「受信機内部の遅延を調べる

をよく見てみたらこれも遅延は2.9秒程度のようです。

今回はパルス状の電圧を与えて遅延時間を調べているのですがこれをやると受信波形がなまってしまうので遅延時間をあんまり正確に読み取ることができません。

そのうち正弦波を使って調べてみようと思っています。

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