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2013年11月24日 (日)

11月25日明け方の5.5等星の星食予測

こういう記事を書くヒマがあったら12月02日の水星食の予測を書くべきだとは思うのですが、水星の食は(公転している惑星の食ですから)水星の視位置が刻々と変化しておりしかも観測地による視差が無視できなさそう、ということで予測計算が難航しています。二三日中には記事にできると思います。
ただ条件はあんまり芳しくありません。潜入は5時頃で高度が低すぎ、出現は6時半頃で空が明るすぎると思います。実際に見ることができる、あるいは写真に撮ることができる方は限られそうです。

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明日明け方5.5等星の掩蔽があります。暗縁からの出現が04時20分~05時00分頃です。時刻に幅があるのは経度による予測時刻の変化が大きいからです。いつもは5分間隔のデータを使って予測をするのですが今回は10分間隔のデータを使っています。

予測用Excelシート
  「掩蔽_20131125_ωLeo.xls

$池袋駅南口の天文計算

ほぼ真南で起き高度もそれなりある、輝面比は0.6で暗縁の中心近くからの出現、朝ちょっと早起きしなければならないが日の出までは1時間半くらいある、ということでなかなか条件はいいんじゃないかと思います。

今回は10分間隔のデータを使ったと書きましたが予測には十分な精度があると思います。いろいろな条件がいいからなんですが、逆に言えばあんまり面白みのない星食と言えないこともないです (^^;;

私も起きることができたら観測予定です。ただ前回の5.4等星のときはしまらない結果でした。今回も同じくらいの明るさ(暗さ?)の恒星なので対策を模索中です。

(2013-11-24 12:30:03)
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早起きはできたのですが曇天でどこにお月様があるかもわかりませんでした。
まあいつもいつもうまくいくわけはありませんよね (^^;;

(2013-11-25 10:50:27)
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データ取得時のパラメーター
(「惑さん - 星食計算のデータをもっと手軽に取得したい、、、」参照)

出現時
stime = datetime.datetime(2013,11,25,04,15,0) # start (yyyy,m,d,h,M,s)
etime = datetime.datetime(2013,11,25,05,15,0) # end (yyyy,m,d,h,M,s)
hip = 46454 # HIP

tsys = 2 # 0:tt 1:utc 2:jst
dms = 1 # 0:(h m s) 1:decimal
save_path = r"occu.csv" # save path

spos = getStarPos(hip, getDeltaTime(stime, etime, 600), tsys, dms)
gtime = getGreenwichTime(getDeltaTime(stime, etime, 600), tsys, dms)
moon = getMoon(getDeltaTime(stime, etime, 600), tsys, dms)
exportCSV(spos,gtime,moon,save_path)

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星食(掩蔽)に関する関連記事や参考文献の一覧はこちら
  「星食(掩蔽)参考文献・関連記事一覧」 編集


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