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2013年11月10日 (日)

IP電話でテレホンJJY

タイトルは連木で腹を切るとか豆腐の角で頭を割るとかそういうのに近いというお話です。
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まずTEL-JJYに接続します、IP電話で。

昨日さんと、NICTの説明を読むと300~2400bpsしかサポートしていないように思えるんだけどどうして9600bpsでつながるんだろう、という話をしていたのですが、

「テレホンJJYシステムでは、モデム間接続に300~2400bpsの速度と圧縮・訂正などのプロトコル使用をしないことを推奨しているが、実際には各種プロトコルに対応する機能を持つ。」
  (「日本標準時の運用と供給」)

ということなんだそうです。まあ9600bpsで接続してもMNP5で接続してもIP電話で接続している以上たいした違いはないでしょうがオーソドックスに2400bpsで接続します。

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まず秒信号をを見てみます。モデム出力端の信号波形です。右肩上がりになっているのは直流分がカットされているためです。オシロスコープほしいですね。
池袋駅南口の天文計算

「JST」コマンドを実行すると毎秒「HH:MM:SS」と表示されるのですが、これは07時56分48秒と表示されています。では正しい07時56分48秒はどこかというと

◎ 時刻データの終端を示すキャリッジリターン(CR)コードのストップビット後端が、標準時の1秒信号の立ち上がりに同期します。

◎ 時刻データの時刻は、送られてきているデータのCRコードの後端が示す時刻とします。1秒信号よりあらかじめ早く送り出されます。

  (NICT - 時刻送出のタイミング等

とありますので青い線でマークしたところということになります。また

時刻データの秒信号との同期規定点は、時刻データ送出装置のモデム入力端としています。
  (同上)

とありますので私が青い線でマークしたところを記録した時刻は

  正しい時刻
 + 時刻データ送出装置のモデム内の遅延
 +伝送路の遅延
 +受信装置のモデム内遅延

ということになります。正しい時刻とどのくらい違っているのか例によってGPS受信モジュールの1PPS出力と比較してみます。
池袋駅南口の天文計算

Aが1PPS出力の前端、Bが後端でこの間隔は0.1秒です。ですから0.2秒以上遅延していることはあきらかです (^^;;
もうどうでもいいんですがちゃんと読み取ったら0.225秒とかそんなものです。

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さて回線遅延時間の測定のためのループ・バックをやってみます。
池袋駅南口の天文計算

遅延時間は0.45秒くらいになるかと思っていたのですが0.343秒とかそんなものです。

GPS受信モジュールが電波を失って勝手に1PPS出力を出しているのではないかとも疑ったのですがそうではなさそうです。

いくら研究してもそんなにたいした精度は得られそうにないのでもうこれ以上追求しませんがIP電話ってこんなものなんでしょうか。不思議です。

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関連記事

  「時刻と時間
    「GPS受信モジュール
   JJY受信機で作る高精度発振器と時刻標準 - はじめに

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