星食観測用1PPS発光器ロードマップ

「星食観測用1PPS発光器取扱説明書 - 1」を書いたときは1PPSで発光するしか能がなかったおで“星食観測用”と断り書きを入れました。今後は時刻はもちろん緯度・経度も表示できるようになるのですが1PPS発光については星食（掩蔽）観測にこだわっていますのでやっぱり“星食観測用”ということで書きます。

今後の開発予定です。上の取扱説明書に書いたのが“壱号機”です。
使用しているGPS受信モジュールの詳細については「GPS受信モジュールあれこれ」にあります。

	初号機	弐号機	参号機
開発予定	2014/06 完了	2014/08	2014/10
GPS受信モジュール	GM-316	GE-612T	GM-5157A
アンテナ	内蔵/外部	外部（本体固定）	内蔵
注意事項	測位が完了するまで 1PPSは出ない 電波を失っても （測位できなくなっても？） 1PPSが出続ける	測位が完了するまで 1PPSは出ない 電波を失うと （測位できなくなると？） 1PPSは出なくなる	調査中
LED（1PPS） /駆動電流	赤色LED 0～5mA	フルカラーLED （アノードコモン） 発光開始時：0～10mA 定常発光時：0～1mA （発光開始後0.03秒～0.07秒） 発光終了時：0～10mA程度	フルカラーLED 発光開始時：0～50mA 定常発光時：0～1mA （発光開始後0.03秒～0.07秒） 発光終了時：0～50mA
発光パターン	毎秒0.0000秒～0.1000秒 赤	毎秒0.0000秒～0.05秒 00秒-08秒、10秒-18秒 赤 00秒-08秒、10秒-18秒 緑 00秒-08秒、10秒-18秒 青 毎秒0.05秒～0.1000秒 0,3,6秒 赤 1,4,7秒 緑 2,5,8秒 青 モノクロでの使用を考慮し 毎9秒は発光しない ※ カスタマイズ可	複数の発光パターンから 選択可能
ディスプレイ	なし	4桁LED 時分/分秒 切替	8桁LED 時分秒/緯度/経度 切替 ----- 以下検討中 周囲の明るさに応じて 光度を自動調整
外部出力	1PPS(0.4Vp-p/100Ω) TXD(0.2Vp-p/100Ω) イヤフォン/スピーカ 接続可能	1PPS(TTL) TXD(TTL) TXD(RS232C)	同左
外部入力	なし	PICプログラム端子	同左 以下検討中 RXD(TTL) RXD(RS232C) LINE MIC. Photo Tr/Photo Coupler
電源	3.6V～4.5V 単4アルカリ乾電池 * 3 単4ニッケル水素電池 * 3	3.6V 単3ニッケル水素電池 * 3 （アルカリ乾電池使用不可） 1分以内の電池交換に対し 測位情報保持	3.6V ニッケル水素電池 * 3 （アルカリ乾電池使用不可） 2分以内の電池交換に対し 測位情報保持 ---- 以上はカタログ値を もとにしています。
消費電流	使用時 60mA 待機時 10uA	使用時 80mA 待機時 25uA	使用時 20mA 待機時 8uA （カタログ値）
インディケータ	１PPS TXD（電池残量表示兼用）	同左	同左 ----- 以下検討中 1PPSについては 周囲の明るさに応じて 光度を自動調整
その他	----	コネクター逆差し防止 PIC16F648Aを2個使用	同左

関連
　　「GPS受信モジュールGM-316による星食（掩蔽）観測用1PPS発光 」
　　「星食観測用1PPS発光器取扱説明書 - 1」
　　「星食観測用1PPS発光器取扱説明書 - 2」