台風19号による東京の気圧変化 2014/10/12-
台風通過の時間帯を拡大したグラフが
「台風19号による東京の気圧変化(拡大版)」
にあります。スマホの方でこちらのグラフがよく見えない方はそちらで我慢してください。
お詫び
この記事や前回の「台風18号による東京の気圧変化 2014/10/05-08」の中で“海面更生”という言葉を使っていました。これは“海面更正”が正しかったです。これまで書いた記事も含めこれから訂正させていただきます(ただグラフまでは手が回りそうにないのでご容赦ください)
この件についてご指摘いただいたminさんに御礼申し上げます。
それから先日ほよほよさんからせっかくご指摘いただいたのに、思い込みで誤りに気付きませんでした。申し訳ないです。
以上ご報告するとともにお詫び致します m(._.)m
参考「気象観測の手引き[PDF:1,825KB] 」
(2014.10.13 05:30)
------
各地の気圧は「気象庁 - アメダス(表形式)」によるものです。
概況 2014年10月14日 (火) 07時30分
台風は関東を通り過ぎていきました。
そんなに近くを通ったわけではなさそうです。鹿児島や宮崎のグラフと形を比べてもそういう印象なんですが、気圧は985hPaまで下がっています。
気圧分布がどうなっていたのか台風18号とどう違ったのか興味をそそります。
概況 2014年10月14日 (火) 00時30分
990hPaを切ってまだ気圧は下がり続けています。でも形を見ていると985hPaまでは落ちないように見えます。中心気圧が985hPaとされてますから当たり前なんですが。
もう少し様子を見てから寝る予定です。
概況 2014年10月13日 (月) 16時30分
お昼ごろから少し気圧の下がり方が速くなってきました。これから一段と下がり方が急になり一気に最低気圧まで行きそうです。
(グラフを19時30分のものに差し替えました)
概況 2014年10月13日 (月) 10時00分
だらだらと気圧が下がっています。もう数時間経つと本格的な気圧の低下が始まるのではないでしょうか。
(グラフは11時32分のデータまであります。せっかくなので鹿児島と宮崎のデータも追記してみました)
概況 2014年10月12日 (日) 23時00分 <== 2014年10月12日 (日) 18時00分
お昼を過ぎたら気圧が下がり始めたのでいよいよ台風の影響かと思ったのですが夕方になったらちょっとですが上がり始めました。
あらためて「台風18号による東京の気圧変化 2014/10/05-08」のグラフを見たのですが、今回気圧が本格的に下がり始めるのは明日それも正午を過ぎてからではないかと思います。
------
海面(更正)気圧は現地気圧から気温、標高を使って気象庁の計算式で求めているのですがあいかわらず0.3hPaくらい東京管区気象台より高い値になっています。
天気図を見ると高気圧がゆっくり移動していたので観測地による差はほとんどないはず__実際東京、熊谷で気圧の差はほとんどありません__なので機器(LPS331AP)の誤差か標高が間違っているかいずれかでしょう。そのうち高気圧で覆われた日に標高が確実にわかるところに行ってどちらが原因か調べてくるつもりです。
まあ、どちらも原因という可能性もありますが。
----
台風18号では80時間以上頑張りましたので台風19号も同じくらいやってみたいと思います。ほんとは18号、19号と続けてやるつもりだったんですが欠測が発生してしまいました (^^;;
------
関連
「台風19号による東京の気圧変化(拡大版)」
「台風18号による東京の気圧変化 2014/10/05-08」
「台風18号が通り過ぎる瞬間を見た」
「台風が通り過ぎるとき気圧はどう変化するか?」
「PICでI2C - 大気圧・温度センサーLPS331APの使い方」
「I2C大気圧センサーLPS331の驚くべき分解能」
「I2C大気圧温度センサーLPS331 - 海面更正気圧を気象庁とくらべてみた」
「意外に正確そうなI2C大気圧センサーMPL115A2の測定値 」
「PICでI2C - MPL115A2の大気圧計算法 」
「温度センサー3種の精度比較(摂氏0度~40度編)」
「I2C大気圧センサーLPS331の分解能はほんとうに高いのか?(温度編)」
« 交流電圧計(ミリバル)の簡単な作り方 | トップページ | 台風18号はほんとうに東京を通ったのか? »
「趣味の気象観測」カテゴリの記事
- 地震計を作る - 超音波距離計の応用 - プロトタイプ(2016.02.03)
- 超音波風速風向計の製作 - 回路構成(2016.02.02)
- 超音波風速計の製作 - 気温・湿度に依存しない測定方法(2016.02.02)
- I2C温湿度センサーAM2321の湿度を通風(熱電対)乾湿球湿度計とくらべてみた(2015.06.04)
- 通風乾湿球湿度計を熱電対とありあわせの材料で作ってみた(2015.06.04)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
こんぱんわ。
今回は移動する予定なので参考になるかどうか分かりませんが、こちらも今のところ気圧は下がっていません。
1017.7hPaです。
投稿: 惑 | 2014年10月12日 (日) 21時52分
ありがとうございます m(._.)m
こちらも高気圧はどいたようですがまだ(海面気圧)1020hPaを超えています。
はっきり下がり始めるのは明日午後になってからでしょうね。
ご旅行、お気をつけていってらっしゃい (^^)
投稿: セッピーナ | 2014年10月12日 (日) 23時53分
うちでも昨日からLPS331APで観測始めました。
うちの場合誤差が1.5hPa位あるようです。
ところで、「海面更生」って書いてありますが、「海面更正」ですよね。
ちょっと気になっちゃいました。
投稿: min | 2014年10月13日 (月) 05時05分
あ~、やっちゃいました (^^;;
ご指摘ありがとうございます m(._.)m
これからこっそりあちこち修正して回ります (^^;;
ところで1.5hPaの誤差というのはちょっと大きいですね。
データシート上は気温が25度くらいだったらほとんど誤差が出ないはずですから。
私は今の誤差でも気になっていて気象庁の近くに行って校正してこようかとも思っています (^^)
投稿: セッピーナ | 2014年10月13日 (月) 05時24分
こんばんわ。
今のところ991.3hPaです。
ところで、台風の影響をチェックしていて気付いたのですが、
16日の明け方は雲が微妙な感じですね、、、
投稿: 惑 | 2014年10月13日 (月) 19時24分
あれ、それは大問題じゃないですか。
台風が通りすぎて青空、ってことでもないんですね。
静岡の気圧ありがとうございます。
おもしろいことにこちらの現地気圧がちょうどそちらの海面気圧と同じになっているようです (^^)
投稿: セッピーナ | 2014年10月13日 (月) 20時19分
一昨日の観測開始から誤差の状況を記録していますが、時間を追うごとに小さく
なってきて、最終的には1hPa位に収束しそうです(収束してくれれば良いんだけど)。
LPS331の±0.2hPaの精度と言っているのはRelative accuracyであって、
Absolute accuracyは±2hPaだと書いてあります。誤差をきちんと計測しておけば
それなりに使えそうなセンサーですね。
投稿: min | 2014年10月14日 (火) 13時36分
ご指摘ありがとうございます m(._.)m
またやっちゃいました。これから記事を訂正してきます (^^;;
他のセンサーよりちょっとお高めなので買うのをためらったのですが、お値段分の値打ちはじゅうぶんありますよね。
昨日は風が強いせいか測定値のブレがすごかったです。
あらためて考えるとこういう気圧の変化を追うようなときは、例えば1分おきの測定だとすると10秒おきに6回測ってその平均を使うとかしたほうがよさそうです。
これから4秒おきにデータを採ってどういうやり方がいいか検討してみるつもりです。
投稿: セッピーナ | 2014年10月14日 (火) 13時52分