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2014年10月14日 (火)

台風19号による東京の気圧変化(拡大版)

やっと台風19号が関東を通りすぎていきました。
数日間にわたる気圧の変化は

  「台風19号による東京の気圧変化 2014/10/12-

にありますが、通り過ぎる数時間の気圧変化を拡大したものです。

201410140730e_2

比較的ゆっくりと気圧が低下していくのですがそこをうったとたん急激に気圧があがっています。

この一分間隔の観測結果の最低の気圧はA点(03:46)にありますが、これをノイズ的なものと考えるとB点(04:04)が最低の気圧でしょう。でも気圧変化の形を全体的に見るとC点(03:02)が台風の中心が通り過ぎた瞬間のようにも思えます。

要するによくわかりません (^^;;

------

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コメント

グラフを何度も見て考えました^^。
中心がもっとも近づいたときには、台風のマクロ的な性質ではなく、もっともカオスな部分が顕在するのではないでしょうか。
うまく説明できないのですが、銀河の腕を想像して回転中心付近にいるとたくさんの腕が通過する、といったような。目の前は10m/sの風が吹いていて100m先は30m/sの風が吹いているといったシマシマが存在するといったような。
こういった測定器が各家庭の屋根の上にあってデータが拾えたら面白そう^^。

昨夜台風が来る直前にディスプレイを見ていたら表示が激しく変化していました。
台風が近づくことによる一定の割合での気圧の低下とそれ以外の要因による気圧の変化がごちゃまぜになっているのだと思います。
それ以外の要因といっても風の影響が強いようでこれももともとは台風が原因なんですが....
自分は何を観測しているのか、そしてそのためにはどういう観測方法をとるべきなのかを意識するのが重要なんだと思います。
おっしゃる喩え話で言えば次々に通過する腕に惑わされずその中に一定の回転速度を見出すことに重点をおくか、逆に一つ一つの腕の動きを明確に把握することに注力するか、というようなことでしょうか。
遠くで雷が落ちたとか飛行機が通過したとか近くで風車が回っているとかあらゆることが気圧の変化に関係しているはずなのでその中から本質を見出すというのはなかなかたいへんなことなんだと、そんな当たり前のことにいまさらながら気づきました。音も気圧の変化ですものね。
遅ればせながらどういう観測方法、観測データの処理法をとれば何がわかるのかというようなことを考え始めました (^^;;

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