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2014年10月 8日 (水)

皆既月食の月と満月の明るさ比較

星食(掩蔽)観測に関しては成果はなかったのですが、まあ楽しめたと言えば楽しめました。その一つ「皆既月食のときの月と満月はどのくらい明るさが違うか?」です。

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最後の画像を除きすべてF2.8、ISO1600、1/5秒、f=180mmでの撮影です。
(月と恒星の明るさの比はどんなレンズで写しても以下のような結果になるわけではありません。念のため)

このISO16001/5秒という露出は星食を動画で撮影するときの条件ISO128001/30秒を意識しています。だったらその条件で撮ればいいではないかと思われるかもしれませんが、“記念写真”なのでやっぱり画質が.... (^^;;


皆既月食(のはじまりの頃)
Imgp28441000

満月
Imgp28681000
いつもこういう状態で星食を撮影しているのだと思うとぞっとします。


満月(左上が月、右下はゴーストです)
Imgp28651000


皆既月食(最初の画像の明るさ、コントラストを調整したものです)
Imgp28441000tc

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満月を上の皆既月食と同じくらいに写るように露出を調整したものです。
F2.8、ISO100、1/6400秒、f=180mm
Imgp28711000

ちょっと暗くなりすぎたかも。
露出を変えて撮り直そうと思ったらもう曇ってしまっていました。

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結論

  満月は皆既月食の月より10,000倍くらい明るいようだ。

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皆既月食のときの掩蔽については
  「本日10月8日の皆既月食中の8.8等星の星食(掩蔽)

掩蔽の予測と観測全般については

  『「掩蔽(星食)の予測と観測」記事目次とリンク集

2014年10月の星食の予測については

  「2014年10月の星食(掩蔽)予測(予測図作成機能つき)

にあります。

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コメント

あの条件でも分析を意識して見られていたのですね(≧∇≦)
なんでも、また来年も皆既月食あるとか。
今回はいい教訓になりました^^;

こういうのは実際やってみないとわかりませんよね。
さすがに皆既月食の月ってくらいです。
8等星の掩蔽だったら動画に撮れそうな感じですし、それより暗くても行けるかも。
記事の写真を見ると潜入/出現の瞬間を見るには月が明るすぎるようにも思えます。これは焦点距離の短いカメラ・レンズを使っているせいだと思いますが、望遠鏡が使った撮影が一枚もできず確認できないのが悔やまれます。

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