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2014年10月25日 (土)

振動する焦点距離

大気の状態による“写りの違い”のサンプル画像とその写真を撮っていたとき気づいたちょっと不思議な現象の話です。

朝早起きして(たぶん)3kmくらい離れたところの写真を撮ってみました。早起きと言っても夏なので日の出の時刻から1時間30分経っています。
Imgp2281t320
80mm f=700mmのレンズを使ってPENTAX Q7で撮ったものです(ISO100 1/500秒)

日の出から1時間30分も経つと地表も暖められゆらゆらし始めているようです。フェンス(?)の手すりもコーナーリフレクタアンテナ(?)のグリッドもぐにゃぐにゃになり始めています。

秋になって日の出の10分後に撮ったらこんな写真になりました。

Imgp2827t320
80mm f=700mmのレンズを使ってPENTAX Q7で撮ったものです(ISO100 1/6秒)

手すりもグリッドもちゃんと直線に見えます。
3kmというというと被写体との間にある空気の量は月を見るときの1/3でしょうか。この三倍の空気を通して月を見ているとすればなかなかシャキッとした写真が撮れないのも納得できます。

ところで下の画像はちょっと寝ぼけた感じがあります。露出時間が最初の画像と二桁違うということもありますが、このときはとてもピントが合わせづらくて完全にピントがあったという自信がなかったのでそのせいもあると思います。なんとなくレンズの焦点距離が振動しているような感じでした。

ほんとに何もしないのに焦点距離が変化しているのか気になって動画を撮ってみました。

よく見ているとときどきピントが一瞬だけあいます。

どうしていこういうことになるのか?
よくわからないので今いろいろ仮設を立てて検証しています。

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