月面Xの時刻予測（他の予想との比較付き） - 2015年2月26日: セッピーナの趣味の天文計算

2014年11月30日 (日)

月面Xの時刻予測（他の予想との比較付き） - 2015年2月26日

12月18日の予想は

　　「2015年12月18日・月面Xの予測（他の予想との比較と予測用Excelファイル付き）」

にあります。

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2015年1月の月面Xは厳しすぎると「月面Xの時刻予測 - 2015年1月27日」に書いたのですが、では2月はどうでしょう。

これは見ることができると思います。ただ日中から夕方にかけての現象となります。昼間でも月面Xは見えるはずなのでそこは別に問題ないとは思いますが木曜日です (^^;;

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2015年の「月面X」の概要は
　　「2015年月面X予測」
に個別の詳細予想は
　　「月面Xの時刻予測 - 2015年1月27日」
　　「月面Xの時刻予測（他の予想との比較付き） - 2015年2月26日」　（この記事）
　　「月面Xの予測 - 2015年12月18日（他の予想との比較と予測用Excelファイル付き）」
にあります。

月面Xのだいたいの位置はこの記事の最後の写真を見ればわかりますが、詳しい位置を知りたい方にはこの記事があります。
　　「クレータの名前入り月面X」

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月面Xの時刻予測 - 2015年2月26日

　　予測計算用Excelシート　　「ダウンロード LunarX_1502.xls (246.0K)」

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せっかくですのでググって見つけた他の方の予測時刻も表に追加しました。

月面Xの予測時刻というのは人によって定義と言うか考え方が違うので掩蔽時刻の予測のように正しい正しくないというようなものとはちょっと違います。気になる方はそれぞれの方の記事をご覧になってください。

2015.02.26	時刻[hm] （JST)	太陽の月面余経度	太陽の月面緯度	月面Xでの太陽高度	見え方	「備考」
2015.02.26	11h46m	357.60	0.87	-1.70	☓(予測)	「よおく見ると「月面X」が見える位置に光点が見えてきます。」
2015.02.26	12h33m	358.00	0.87	-1.34	☓(予測)	「太陽の月面余経度が358度、この時刻が「月面X」の見え始める時刻として予測されていることがあるので注意しましょう。」
2015.02.26	13h17m	358.38	0.87	-1.00	△(予測)	「“X”の形が見えてきますが、右側が淡く見えたり切れ目があったりします。」
2015.02.26	14h14m	358.85	0.87	-0.57		「pierres blanches と《カガクするココロ》 - [50] 月面Xと「太陽の月面余経度・月面緯度」 (13/3/26)」による予測時刻 ------ この記事には予測時刻の算出方法と予想時刻の意味について詳細な説明があります。御一読をおすすめします。 ----- なおたいした話しじゃないんですが左の太陽の月面余経度は私の計算したものですが記事を拝見すると358.86度になっていました。私のは二次関数での近似なのでそのせいなのかも。 ------ ところで私の今使っている月面Xの位置は予測用Excelシートにも書いてあるようにこの方の記事にあったものを使わせていただいているのですが今日拝見したらちょっと違っていたそうです（というか「かぐや」のデータでより正しい位置がわかった、というべき？）
2015.02.26	14h23m	358.93	0.87	-0.50	○(予測)	「いわゆる「月面X」の形になります」
2015.02.26	14h34m	359.02	0.87	-0.42		「ほんのり工房 - 月面Ｘって意外に貴重な天文現象！？」による予想時刻残念ながら予測の手法に関する具体的な説明はないようです。
2015.02.26	15h28m	359.48	0.87	0.00	○(予測)	「観望・撮影に適した時間帯です。」
2015.02.26	16h34m	360.04	0.87	0.50	△(予測)	「このあたりからだんだんXの形から離れていきます。」
2015.02.26	17h39m	360.59	0.87	1.00	×(予測)	「ふつうに撮るともうXではない（ゴム管止めみたいな形）のですが露出に気をつけるとなんとなくXに見えないこともないでしょう。」