ふたご座流星群・観測結果報告 - 2
「ふたご座流星群・観測結果報告 - 3」に書いたようにレンズの中心とセンサーの中心がわずかにずれていた(横方向に30ピクセル程度、縦方向に15ピクセル程度)ためレンズの歪曲収差の補正が正しくできていないことがわかりましたので計算をやり直しました。
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撮影時刻 2014年12月14日 23時30分57秒~31分01秒(補正済み、Exif情報 - 54秒)
観測地 東京(東経139.7**度、北緯35.7**度)出現点 赤経 42.99度 赤緯 -10.44度(J2000.0) 赤経 43.18度 赤緯 -10.38度(Apparent)
出現点 赤経 43.03度 赤緯 -10.46度(J2000.0) 赤経 43.22度 赤緯 -10.40度(Apparent)
(高度120kmとしたとき三島市付近上空)消失点 赤経 35.88度 赤緯 -20.15度(J2000.0) 赤経 36.06度 赤緯 -20.09度(Apparent)
消失点 赤経 35.89度 赤緯 -20.13度(J2000.0) 赤経 36.06度 赤緯 -20.07度(Apparent)
(高度60kmとしたとき伊勢原市付近上空)
(画像は恒星と流星の位置を強調してあります)
東京だとあんまり露出時間を長くできません。いきおい枚数が増えます。2500枚撮影して三個の流星が写っていました。この三個の流星がどれもふたご座流星群なのかは輻射点を計算して確認してみたいと思います。
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