ラブジョイ彗星の1月18日から2月10日までの予測位置
昨日撮った写真にラブジョイ彗星(C/2014 Q2)のこれからの予測位置を書き入れてみました。これから徐々に暗くなり目安になる星が少ないところに入っていきます。でも1月いっぱいは写真に撮ったり双眼鏡で見るのは問題なくできそうです。
やはりアルデバラン・すばるあたりからの方が見つけやすいでしょう。すばるってどこだっけ?という方は
「ラブジョイ彗星(C/2014 Q2)の位置をシリウスとオリオン座から探す」
を御覧ください。ラブジョイ彗星関連の記事=日々の予測位置と見つけ方など=のリストは
「ラブジョイ彗星の位置予測と見つけ方のまとめ - 2015年1月」
にあります。今日、明日の詳しい位置予測も作ってあります。
「ラブジョイ彗星・2015年1月18日(~1月23日)位置予測+見つけ方」
「ラブジョイ彗星・2015年1月19日(~1月24日)位置予測+見つけ方」
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写真は28mmのレンズを使ったものです。PENTAX K-rでアストロトレーサ(O-GPS1)を使って撮っていますので私のこれまでの“ふつう”のカメラの写真よりはちょっとだけマシだと思います。
ピンクのクロスが予測されている位置です。今日18日の分から書き入れました。昨日撮った写真なので黄色いマーカーのところにラブジョイ彗星がいます。
18日の予測位置を中心とした円は双眼鏡の視野(の一例)です(6.5度)
2015年1月17日 22時28分撮影 PENTAX K-r + f=28mm F4.0 ISO800 20.5秒
(「NASA JPL Horizons - Web-Interface」による彗星位置データ、「ESA - Hipparcos - Access the Catalogue Data」による恒星位置データを利用し「ラブジョイ彗星の位置予測図をExcelで作成する」にあるExcelファイルで恒星と彗星の位置を作成しました)
こちらの方が見やすいかもしれません。上の写真と同じところを星図にしてみました。
東京だと双眼鏡で見ても見える星はこの星図にあるものくらいでしょう。
(「NASA JPL Horizons - Web-Interface」による彗星位置データ、「ESA - Hipparcos - Access the Catalogue Data」による恒星位置データを利用し「ラブジョイ彗星の位置予測図をExcelで作成する」にあるExcelファイルでこの図を作成しました)
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コメント
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NaviNaviです。
1月18日の掲載記事で、あなた様が取り組んでこられた内容がどんなものか、少し理解したところです。写真画像と星表とが見事に合致しているのを拝見させていただきました。
難しい計算式は理解できません(笑)。
が、ソースを観たら少しは理解できる小生です。時系列的に遡ってあなた様の記事を読ませていただきます。見事な画像でした。
投稿: NaviNavi | 2015年1月28日 (水) 08時11分
神経質な人間なので1ピクセルでも違っていると気になって気になって (^^;;
いろいろやっているうちにどんどん複雑になっているのですが一つ一つ見るとほとんどが座標の回転です。いちばんむずかしい方程式を解くところExcelのソルバーで済ませてしまっています。そういう意味ではあんまり参考にならないかもしれません。
とは言え中途半端な記事ばっかりなのでご不審な点がありましたらご遠慮なく。
ここ違ってるんじゃないの、というご指摘もぜひよろしくお願いします m(._.)m
投稿: セッピーナ | 2015年1月28日 (水) 09時39分