ラブジョイ彗星の1月20日から1月28日までの予測位置と見つけ方
1月20日の詳しい予測位置も用意しました。
「ラブジョイ彗星・2015年1月20日(~1月25日)予測位置+見つけ方」
-------
17日に撮った写真にラブジョイ彗星(C/2014 Q2)のこれからの予測位置を書き入れてみました。これから徐々に暗くなり目安になる星が少ないところに入っていきます。でも1月いっぱいは写真に撮ったり双眼鏡で見るのは問題なくできそうです。
(19日は写真も撮れましたし、双眼鏡(10x50)でも見ることができました)
やはりアルデバラン・すばるあたりからの方が見つけやすいでしょう。すばるってどこだっけ?という方は
「ラブジョイ彗星(C/2014 Q2)の位置をシリウスとオリオン座から探す」
を御覧ください。ラブジョイ彗星関連の記事=日々の予測位置と見つけ方など=のリストは
「ラブジョイ彗星の位置予測と見つけ方のまとめ - 2015年1月」
にあります。もう少し先までの予測位置はこちらにあります。
「ラブジョイ彗星の1月18日から2月10日までの予測位置」
======
写真は45mmのレンズを使ったものです(35mm版67mmの画角相当)。
PENTAX K-rでアストロトレーサ(O-GPS1)を使って撮っています。あ赤
のクロスが予測されている位置です。18日の分から書き入れました。黄色いマーカーのところに17日のラブジョイ彗星がいます。
20日の予測位置を中心とした円は双眼鏡の視野(の一例)です(6.5度)
2015年1月17日 22時23分42秒 PENTAX K-r + f=45mm F4.0 ISO800 20.5秒 (IMGP8596)
(「NASA JPL Horizons - Web-Interface」による彗星位置データ、「ESA - Hipparcos - Access the Catalogue Data」による恒星位置データを利用し「ラブジョイ彗星の位置予測図をExcelで作成する」にあるExcelファイルで恒星と彗星の位置を作成しました)
上の写真と同じところを星図にしてみました。
東京だと双眼鏡で見ても見える星はこの星図にあるものくらいでしょう。
20日前後はラブジョイ彗星の近くに明るい星がないのですが、すばるの近くにある4、5、N、Mからなる半円形と6、7、8の三角形は双眼鏡で見ると目立ちますの20日、21日はこの二つの恒星のグループの間を探せばいいでしょう。22日、23日になると6、7、8の近辺を探せばすぐに見つかるはずです。
ラブジョイ彗星はあんまり明るくはなく一見雲と見間違うような感じで見えています。
(「NASA JPL Horizons - Web-Interface」による彗星位置データ、「ESA - Hipparcos - Access the Catalogue Data」による恒星位置データを利用し「ラブジョイ彗星の位置予測図をExcelで作成する」にあるExcelファイルでこの図を作成しました)
------
ラブジョイ彗星(C/2014 Q2)
「探し方・見つけ方」へ
「写し方」へ
「長期予測」へ
「月間予測」へ
「週間予測」へ
「日々の予測」へ
「観測・観望記録」へ
「位置予測図の作り方」へ
「データ集」へ
掩蔽(星食)
趣味の天文計算
カノープス
月面X
バーナード星(固有運動と年周視差)
流星経路計算
小惑星
月のクレーター
位置計算
太陽と黒点
天文計算の本
時刻と時間
GPS受信モジュール
カメラとレンズ
趣味の電子工作
PIC
趣味の気象観測
趣味の実験
アラビア語の星
低レベルなアラビア語の話
中国の星座
パソコン・インターネット
日記・コラム・つぶやき
編集用
« インダクタンスの測り方 (4) | トップページ | ラブジョイ彗星・2015年1月20日(~1月25日)予測位置+見つけ方 »
「彗星」カテゴリの記事
- 思いの外暗いカテリナ(カタリナ)彗星 - 12月中旬の位置予測図(2015.12.07)
- カテリナ(カタリナ)彗星が待ちきれない - 11月の位置予測図(2015.11.09)
- カテリナ(カタリナ)彗星の光度予測を調べてみた(2015.11.03)
- カテリナ彗星Catalina (C/2013 US10)はほんとうに肉眼で見えるの? 光度等級-高度-方位角-月との離角(2015.10.29)
- ラブジョイ彗星・2015年2月12日(~2月28日)の位置(2015.02.12)
この記事へのコメントは終了しました。
« インダクタンスの測り方 (4) | トップページ | ラブジョイ彗星・2015年1月20日(~1月25日)予測位置+見つけ方 »
コメント