ラブジョイ彗星/2015年1月13日の位置予測図 + 見つけ方

ラブジョイ彗星の記事__日々の位置予測とか光度予測とか探し方とか撮り方__のリストは
　　「ラブジョイ彗星の位置予測と見つけ方のまとめ - 2015年1月～2月」

にあります

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1月13日のラブジョイ彗星の位置を図と写真で示します。

昨夜双眼鏡で見えることを確認しました。東京で見えるのですから日本全国どこでも見えると思います。
使った双眼鏡は10x50つまり口径50mm、倍率10倍のものです。7x50つまり倍率7倍の方がもっとよく（＝明るく）見えそうな気がします。

思っていたより淡く見えました。目が暗さに順応していないためだと思うのですが東京で暗さに目を順応させるのはなかなかたいへんです。街灯なんかの光が目に入らないよう物陰に身を潜めてひたすら夜空を見続けるしかないような気がします (^^;;

ラブジョイ彗星ってどのあたりに見えるの？という方はまず
　　「ラブジョイ彗星(C/2014 Q2)の位置をシリウスとオリオン座から探す 」
を読んでいただければと思います。

12日、13日は比較的見つけやすいところにあります。双眼鏡で探すときは
　　「実戦的ラブジョイ彗星(C/2014 Q2 Lovejoy)の探し方 - 双眼鏡編」
が参考になると思います（APS-Cに150mmくらいのレンズで撮影するときも使える方法です）

「NASA JPL Horizons - Web-Interface」によれば11日（と10日）が予測では光度等級最大で4.32等級だったのですが、13日だって4.34等級とたいして変わりません。

今年一年間のラブジョイ彗星の光度予測は
　　「ラブジョイ彗星(C/2014 Q2 Lovejoy)はいつまで見える？ - 光度等級の変化予測」
にあります。

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1月末までの毎日21時の位置の予測は

　　「2015年1月のラブジョイ彗星の位置予測図」
　　「(写真版)ラブジョイ彗星の経路（2015年1月11日～16日の位置）」

などにあります。

長めのレンズを使ったときの具体的な見つけ方は

　　「実戦的ラブジョイ彗星の位置の見つけ方（2015年1月10日、11日）」

に実際に撮った写真を使って書いてみました。これは10日、11日のものですが、12日、13日はA,B,Cと進んだあとそのまま進めばラブジョイ彗星に行き当たります。

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さてラブジョイ彗星の経路の予測図です12日と同じでアルデバラン/ヒヤデスとすばる（プレアデス）がいっしょに入るように図を作ってあります。
APS-Cのカメラに50mmのレンズを付けて撮影するとこの図とまったく同じ視野（画角）で写ります。

（位置予測図は「NASA JPL Horizons - Web-Interface」による彗星位置データ、「ESA - Hipparcos - Access the Catalogue Data」による恒星位置データを利用し「ラブジョイ彗星の位置予測図をExcelで作成する」にあるExcelファイルで予測図を作成しました）


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昨夜「実戦的ラブジョイ彗星(C/2014 Q2 Lovejoy)の探し方 - 双眼鏡編」を実践しA=アルデバランからラブジョイ彗星を探してみました。写真にある記号は上の星図にあるものと同じです。

APS-Cに150mm～200mm程度のレンズをつけている場合や双眼鏡で探すときに使える方法です。以下の写真はPENTAX Q7にNIKON f=50mm F2のレンズを付けISO3200 1.3秒で撮影したものです。これは35mm版230mm、APS-C版153mmに相当します。
双眼鏡の視野もだいたいこれと同じくらいのものが多いです。

まずアルデバラン/ヒヤデスにカメラを向けます。


A=アルデバランからFの方向にカメラを動かします。


Gが見えてきますのでさらに同じ方向にカメラを動かします。


すでにこの時点でラブジョイ彗星が見えてしまっていますが、さらに同じ方向に動かします。


12日、13日（、14日）のラブジョイ彗星の位置を赤いクロスでマークしました。

ラブジョイ彗星の位置がマークと写真で合っていないのはマークは21時の位置で写真は21時54分35秒に撮影したものだからです。1時間分移動しています。

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星図について

恒星名は“ヒッパルコス星表番号（光度等級）”の形で示してあります。

図は（2回）クリックすると拡大されます。

赤いマークがラブジョイ彗星の経路で毎日21時の位置を示しています。 “2015/1/12(4.33)”のカッコの中の数字は光度等級です。

この等級というのは彗星全体の明るさですのでふつうの恒星の4.32等星よりは暗く感じると思います。ただ小惑星なんかと違ってぼんやりとした感じなので恒星と見間違う心配はありません。

彗星の位置については「NASA JPL Horizons - Web-Interface」、恒星の位置については「ESA - Hipparcos - Access the Catalogue Data」のデータを利用させていただきました。

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今回の位置予測図も「ラブジョイ彗星の位置予測図をExcelで作成する」にあるExcelファイルを使っています。設定は「2015年1月12日ラブジョイ彗星(C/2014 Q2 Lovejoy)の位置予測図 - 「アルデバラン」、「すばる」と....」と同様です。

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