アルデバラン星食(掩蔽)予測/明日(2015年7月12日深夜)
明日アルデバランの掩蔽があります。
残念ながら東京じゃ厳しすぎます。特に私のところは絶望的です。
でもカノープスは見えるわけですから地平線ぎりぎりでもアルデバランが見えないということはないと思います。
東北、北海道、特に北海道はちょっとだけ条件がいいです。だから予測シートを用意しました。
10月2日については
「アルデバラン食(2015年10月2日)出現時刻&予測図作成用Excel」
11月26日については
「アルデバラン食出現時刻早見地図(全国版、2015年11月26日)」
に全国の出現予測時刻があります。
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札幌でも(月の)高度は一桁です。
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掩蔽時刻予測&予測図作成シート
「ダウンロード Occult_Ver.4.8a_20150712.xls (922.5K)」
(アルデバラン専用、2015年10月・11月のデータも入っています)
(PCで見ると)記事の上の方に書いてあると思いますが、作成した時刻予想や予測図は自由に使っていただいてかまいません。というかExcel自体もどう扱っていただいてもいいです。
ただ自宅の緯度経度を入力して時刻予想を0.1秒単位にした予測結果をブログにアップしたりすると身バレの危険がありますのでそういうのがいやな方は注意してください。
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月/アルデバランの高度については大きくは違っていないと思いますが地平線ぎりぎりの場合は「国立天文台 暦計算室 暦象年表」で確認していただいた方がよさそうです。
予測例(東京)
サンプルは0.1秒までの予測を使ってしまいましたが、数秒はずれるのはふつうです。最低でも30秒前から観測・録画を始めた方が安心です。
条件が悪くてもチャレンジし続ければちゃんと観測できることもあります。
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掩蔽の予測と観測全般については
『「掩蔽(星食)の予測と観測」記事目次とリンク集』
「アルデバラン星食(掩蔽)予測/明日(2015年7月12日深夜)」
「アルデバラン食予測図東北版(2015年7月12日、青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島)」
「アルデバラン食(2015年10月2日)出現時刻&予測図作成用Excel」
「アルデバラン食出現時刻早見地図(全国版、2015年11月26日)」
「アルデバラン食(2015年11月26日)出現時刻&予測図作成用Excel」
恒星の位置計算については
「恒星の位置計算 - ヒッパルコス星表の使い方から大気差の計算式まで」
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コメント
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ご無沙汰してます。
もしやと思って見てみましたが、アルデバランの星食は無理そうでした^^;
投稿: 惑 | 2015年7月11日 (土) 22時31分
こちらこそごぶさたしてます m(._.)m
さすがにこれはどうしようもなさそうですね (^^;;
東の空が開けていればチャレンジしてみたかったのですが....
投稿: セッピーナ | 2015年7月11日 (土) 23時04分
観測できたとして暗縁出現ですか。
低すぎて無理そうです;;
投稿: ほよほよ | 2015年7月12日 (日) 07時33分
月の出直後の暗縁出現ですからロケーションを確保できてお天気がよかったとしても一発勝負ですね。
予測シートの月の高度は大気差の補正はしていないのでアルデバランの高度はたぶん2度はあると思いますがやっぱりムリそうです (^^;;
投稿: セッピーナ | 2015年7月12日 (日) 08時19分