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2015年9月30日 (水)

天文のプロを目指すMösting A(メスティングA)の見つけ方 - 月の経緯度原点

以前月の経度・緯度の基準について書いた記事

  「月の座標原点と経度緯度が0度の地点
で紹介した論文の中でMösting Aについて書かれたこんな一節があります。

  玄人なら、満月の写真を見ただけで、この点だ、と指さすことができる.

そこで天文マニア(のつもり)の私としては一目で“この点だ”と言えるように見つけ方を考えてみました。

==========

満月(から下弦にかけて)であればアリスタルコス(左上の方にある異常に明るく見えるクレーター)からコペルニクス(雨の海の南にある比較的大きなクレーター)の外縁に引いた線をそのまま伸ばしたところ、という見つけ方がいちばんわかりやすいと思います。
位置関係は秤動の加減で多少変わって見えますが、だいたいのところはこれであっていると思います。

2015年9月28日 22時55分JST
80mmφ f=700mm + PENTAX Q7
ISO100 1/200秒
Imgp0061_1000
(右下の線は単なる落書きです)

小さいけれど満月でもわりとはっきり見えるクレーターがいくつかみえますのでそういうのも参考にします。

見つかったら拡大して間違いないことを確かめます。
Imgp77561000me
(“(0.0N,0.0E)”と書いてあるのが経度0度、緯度0度の地点です)

Mösting Aの周囲にMösting Aより大きい(でも拡大しないとあんまりはっきり見えない)
クレーターが三個あり、それらとなんとなくY字形をなしていればOKです。

なおMösting Aは“座標原点”ですが経度と緯度が0度ということではありません。

またメスティングAではなくモスティングAという読み方もあるようです(o Umlaut、上の図ではMoestingと表記しています

-------

関連

  「記事一覧(測定、電子工作、天文計算): セッピーナの趣味の天文計算
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  「月の座標原点と経度緯度が0度の地点
  「中秋の名月にメスティングAを探す - 月の経緯度原点と秤動

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