小惑星2015 TB145の観測用星図 - 01時28分 詳細図

最新のデータに基づく時刻ごとの予測位置図の概要版・詳細版の一覧が

　　「小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ」

にあります。月との離角や地域による見え方の差、小惑星の撮影例、小惑星の位置データの取得方法もあります。

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前記事「小惑星2015 TB145の観測用星図 - 概要」をご覧いただくと2015 TB145の01時20分の位置と01時40分との間のところにHIP45493という4.8等星があります。

これなんか目印としてどうでしょう。遅めの時間になるので2015 TB145はAPmag=10.4と少し暗くなってしまっていますがその分月との離角は大きくなっています。
（ここが最適なポイントなのかどうかはよくわかりません）


恒星の位置はヒッパルコス星表、2015 TB145の位置は「(NASA JPL) Horizons Web Interface 」によります。2015 TB145の位置予測は刻々と修正されています。常に最新の情報を参照していただきますようお願いします。このような拡大図では影響が大きいです。特に断らない限り記事に掲載する予測図は記事を書いた時点での最新のデータにもとづく東京での視位置です。データの取得日時に注意してください(Ephemeris / WWW_USER Sat Oct 24 02:27:55 2015 Pasadena, USA / Horizons)

※ 上の図はAPS-C f=150mmの画角を示しているだけであって、APS-C f=150mmで2015 TB145が写るということを言っているわけではありません。私はPENTAX Q7＋Nikon f=180mm F2.8を使う予定です（「小惑星2015 TB145の写真を撮る」）

APS-C f=150mmでこの画角ですから01時25分～30分であれば f=1000mmでも（カメラの水平線と等赤緯線の関係には注意が必要です）確実に同じ視野に入ります。

もっとも「(NASA JPL) Horizons Web Interface 」の予測が変わらないとしての話ですが。

===> 翌朝になったら更新されていました。
　　　　「更新された小惑星2015 TB145の位置予測（10月25日朝）」
　　　　「小惑星2015 TB145位置予測星図（実写版） - 01時30分頃」　（10月25日位置データ取得）
　　　　「小惑星2015 TB145の観測用位置予測星図 - 概要（10月26日版）」　（10月26日位置データ取得）


私の場合（予測が変わらないとしても）この4.8等星までちゃんとたどり着けるかが心配です (^^;;

===> たどりつけました (^^)
　　　　「小惑星2015 TB145位置予測星図（実写版） - 01時30分頃」

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他の(位置)予測記事

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　　「小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ」　（2015年10月31日）　　　

「ラブジョイ彗星の位置予測と見つけ方のまとめ - 2015年1月～2月」

関連

　　　　「恒星の位置計算 - ヒッパルコス星表の使い方から大気差の計算式まで」
　　　　「過去記事の一覧（天文計算、測定、電子工作）」