小惑星2015 TB145観測用位置予測図 - 概要図(22:00-02:40)
この記事は概要版の一つで10月31日22時から11月1日20時40分ころの2015 TB145 の位置を表したものです。時刻ごとの概要版・詳細版の一覧は
「小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ」
にあります。月との離角や地域による見え方の差、小惑星の撮影例、小惑星の位置データの取得方法もあります。
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ここが今回の“主戦場”かと思います。時間が早いうちは2015 TB145は最大光度に近く明るいものの月が近く、時間がたつにつれてだんだん暗くなる一方で月との離角は大きくなっていきます。00時の月との離角がちょうど30度です。
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観測地 東京(ほかの地域でもあんまり変わりません。ただし時間が少しずれます)
データの取得日 2015年10月30日
(Rec #:744267 (+COV) Soln.date: 2015-Oct-29_13:06:37 # obs: 598 (19 days))
撮影時刻を0時頃として上が(だいたい)天頂になるように描画してあります。
右下に見えるのがふたご座のカストルとポルックス、左下に半分見えているのがおおぐま座/北斗七星のドゥーベです。

恒星の位置はヒッパルコス星表、2015 TB145の位置は「(NASA JPL) Horizons Web Interface 」によります。2015 TB145の位置予測は日々と更新されています。常に最新の情報(記事)を参照していただきますようお願いします。データの取得日時に注意してください。
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「小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ」 (2015年10月31日) (この記事)
「ラブジョイ彗星の位置予測と見つけ方のまとめ - 2015年1月~2月」
関連
「恒星の位置計算 - ヒッパルコス星表の使い方から大気差の計算式まで」
「過去記事の一覧(天文計算、測定、電子工作)」
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こちらも参考にさせていただきます^^。
少しでも晴れ間があればいいのですが。
投稿: ほよほよ | 2015年10月30日 (金) 20時48分
今のままじゃ晴れてもどちらにレンズを向ければいいかわからないのではという不安も (^^;;
前回は焦点距離が長めのレンズを使っていたので広い範囲の写真が撮れていないのです。
今日少しでも見えればいいのですが....
投稿: セッピーナ | 2015年10月30日 (金) 20時56分