小惑星2015 TB145の光度等級、高度、月との離角のグラフ
小惑星2015 TB145の光度等級、高度、月との離角をグラフにしてみました。
撮影・観望の作戦を立てるのに利用していただければと思います。
私の場合は機材の“限界等級”を考えると02時くらいが“限度”でしょうか。01時過ぎから撮り始めるつもりです。月明りの影響が今一つ読めないのでけっきょく出たとこ勝負になりますが....
高度はそんなに下がらないので大口径の望遠鏡をお持ちの方はけっこう頑張れるのかもしれません。
このグラフを作るためのデータは「(NASA JPL) Horizons Web Interface 」から10月27日に取得したものです。
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最新のデータに基づく時刻ごとの予測位置図の概要版・詳細版の一覧は
「小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ」
にあります。月との離角や地域による見え方の差、小惑星の撮影例、小惑星の位置データの取得方法もあります。
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「小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ」 (2015年10月31日)
「ラブジョイ彗星の位置予測と見つけ方のまとめ - 2015年1月~2月」
関連
「恒星の位置計算 - ヒッパルコス星表の使い方から大気差の計算式まで」
「過去記事の一覧(天文計算、測定、電子工作)」
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光度、高度もそうですが、そうなんです、月との離角、アマチュア観測者として、こういう
情報が欲しかった、という情報を、出してもらえる。
きっとロムッてる人も多いと思うんですが、僭越ですが代表して、
「厚く御礼申し上げますっ」です。
最接近で最も明るいんですかね。。(と、調べもせずにつぶやいてみる)
掩蔽観測のよく分からん記事も、同日アップで、前から気になってるんですが、
セッピーナさんって、何人かいるんですか。
投稿: わっか | 2015年10月27日 (火) 22時32分
ありがとうございます m(._)m
最接近、いつなんでしょう。あんまり興味がなくて (^^;;
もっとも明るい=最接近ではないような気がします(太陽との距離が関係するので)
本来の趣味は掩蔽の予測と観測なんですが、その応用としてこういうイベントもの(?)をやっています。
掩蔽って興味ある方はほとんどいらっしゃらないようでいくら書いても読んでもらえないのです (^^;;
投稿: セッピーナ | 2015年10月28日 (水) 07時39分