« サーバーは21から停止されます:00UTCを24まで:00UTCを10月9日にメンテナンスのために。 | トップページ | じつは年周視差よりむずかしそうな年周光行差の観測 »

2015年10月 9日 (金)

午前7時のシリウスは説得力に欠ける

どういう条件だと何等星まで写るのか、というのを以前から考えています。ちょっと間違った方向に行ったりしたのですが、最近どう考えればいいのかなんとなくわかってきました。
“理論”の検証の一つの方法として昼間の天体(もちろん、太陽・月以外の惑星や恒星)を撮るのに挑戦しています。

午前7時にシリウスを撮ってみました。午前7時を昼間と言っていいのかわかりませんが、日の出から1時間20分経っていてすでに地面にも日が差している頃です。

NIKON f=180mm + PENTAX Q7
F5.6 ISO100 1/200
2015.10.07 06:59
4000x3000を1000x750に縮小
Imgp0145enl1000

何か写っているようには見えないのですが中央にシリウスがあります。
画面を上下にスクロールさせてみるとどこにあるかわかるかもしれません。

中央部分(縦横1/5)をトリミングしたものです。
Imgp0145trl800

上の空の明るさ・色は目で見たときの実感に近いのですが、この露出だとファインダー(背面ディスプレイ)ではシリウスを視認することができませんでした。

露出を落とすともう少し見やすくなります。
Imgp0144enl1000

こちらはよく見るとどこにあるかわかると思います。

上のトリミング写真と同じ位置を切り出したものです。こちらも6時59分の撮影ですが、上の写真より12秒前に撮っています。シリウスの位置が上の写真より左にあるのはそのためです。
Imgp0144tr800

空がこのくらいの明るさになるように露出を調整すると背面ディスプレイでもかろうじてシリウスの姿が見えるようになりました。

ちなみにこのときの位置関係は次のとおりです。

  シリウス 方位角 207度 高度 33度
  太陽   方位角 109度 高度 15度

    「国立天文台 - 暦計算室 - 暦の計算 / 暦象年表」 による値を四捨五入したものです。

-------

ところで上の写真がシリウスであることをどうやって“証明”するかなると、これが難しいです。

  シリウスの見えるはずの方向にレンズを向けて写したら星像があった。
  時間をおいて撮ったら日周運動に相当する動きが見られた。

くらいですが、この二つにしても私は納得できても上の写真を見せられただけでは納得できない方がほとんどだと思います。

一言でいうと完全に“自己満足”の世界です。

--------------

  「過去記事の一覧(測定、電子工作、天文計算)
  「記事一覧(測定)

« サーバーは21から停止されます:00UTCを24まで:00UTCを10月9日にメンテナンスのために。 | トップページ | じつは年周視差よりむずかしそうな年周光行差の観測 »

天文計算」カテゴリの記事

コメント

昼間のレグルス

先日10月8日は明け方から良く晴れていたので、月・惑星集合を見て月の写真を撮った後にしし座のレグルスを望遠鏡に入れたまま追尾しておきました。
二眠りほどして9時頃望遠鏡を覗くと青空の中にまだレグルスが良く見えていましたよ♪
写真も撮ってみました。最近ブログ書いてませんが画像だけアップしてみました。見られるかしら、、、。
http://stat.ameba.jp/user_images/20151016/02/kurichan-otukimi/a7/2f/j/o0640042713455506564.jpg

なお明るさなど調整はしていません。宜しかったら見てくださいませ^^

それにしてもシリウスの写真流石です^^
赤道儀使わないで方位と高度で向きを合わせたのでしょうか?

昼間の星は空の澄んだ冬場が狙い目ですねぇ。

アメブロにログインしたら拝見することができました。
すばらしいですね (^^)
レグルスクラスは私にはまだまだ先の話です。というか永遠にムリ?
シリウスの次はリゲルと思っていたのですがまだとらえられていません。高度が低すぎるのかも....
このレンズであればカメラの三脚でもだいたい思ったところに向けられます。
ほんとうは80mmφのレンズを使いたいのですが、さすがに三脚じゃ取り回しに無理があります orz

ログインしたら見られたのね。ってことはアメブロガーでないと見られないのか(^^;

180mmレンズでシリウスが写ることが驚きです。
掩蔽の場合は月面が明るいので、焦点距離を伸ばして合成Fを大きくすると月面が暗くなって暗い星が写りやすくなります。星は点光源ですからね。
同様に昼間は空が暗くなって星が写りやすいと思います。

ですから焦点距離が同じなら絞った方が写りやすいのかしら?
でも口径が小さくなるからそうでもないのか、、、。

いずれにしても見えない星にカメラを向けるのは大変だし、撮った画像を調べるのも大変ですね^^;
赤道儀なら太陽を入れて差の分だけ鏡筒を動かしてやればよいので楽ちんですわ^^
リゲル、頑張ってくださいなぁ(^_-)-☆

シリウスはかろうじてファインダーで確認できるのですが、リゲルになるとおそらくダメでしょう。勘というか博打というかそんな感じになりそうなのでいろいろ“方策”を考えているところです。

私も昼間恒星を見るのであれば焦点距離が長い方が有利と思っていてそういう記事を書いたこともあるのですが、最近どうも違っているような気がしてきました。おそらくいちばん重要なのは口径ではないでしょうか。
口径が大きいと明るくなりすぎるのでそのため焦点距離が長いレンズ/反射鏡(あるいは倍率の高い接眼鏡)が必要になるだけだと思えてきました。
この記事で使っているレンズもf=180mmですがF2.8なので口径は比較的大きいです。
昼間見ることができる恒星の明るさと口径の関係を数式で表そうと思いその下調べとして実際に撮ってみようと思った次第です。

そういえばこういう場合絞りがどう働くのかがよくわかりません。この写真もF5.6で撮っていますが....

シリウスがファインダーで確認出来るのですか、ビックリですぅ(@@
いろいろ方策ね、楽しみだわ^^

夜の星と同じで昼間の星もやっぱり口径がものを言うのでしょうか?
絞りF5.6ということは180mmを5.6で割って、口径32㎜と考えてよろしいかと^^

あたしも又他の星を撮ってみますね。<元気有ったら^^;

はい「絞りF5.6ということは180mmを5.6で割って、口径32㎜と考えてよろしいかと^^」ということになりそうな気がするのですが、幸い知り合いにこの分野のプロがいるのでこういう場合どう考えたらいいか教えてもらおうと思っています (^^;;

ところでサダルテミスさんの記事
http://ameblo.jp/sadaltemis/entry-12075415112.html
の8番目のコメントにすごいことが書いてあります。

サダさんのブログやっと見られました。
ウィルスソフトが何かブロックしていて見られなくなっちゃいました。スマホでやっと見られましたよ。

アルビレオの伴星5等級が見えたって凄いことですね(@@
まぁ傍に主星が有るから見えるのでしょうけど、それにしても凄いわ!
あたしも頑張ってみようかしら^^;
セッピーナさんもいろいろ試してみてくださいなぁ。

しかし光学のプロが身近に居るって好いわね。
あたしも隣町に住む方がビクセン望遠鏡の光学設計していたのに、数年前癌で亡くなられました。
折角知り合いになれたので、いろいろお聴きしたいことあったのに残念でなりません(TT
あ、HPはご家族が残されています。
「アストロフォトクラブ」 http://www.astrophotoclub.com/

最近迷惑コメントで掲示板の古いコメントが消えそうです(><

サダルテミスさんのコメントには教訓があるような気がします。
つまり探してもダメでターゲットがカメラに入るように待ち構えるというような (^^;;
その道の専門家の話は今自分なりに整理していてそのうち記事にするつもりですが、一言でいえば口径がすべてということのようです。
ということは32mmでシリウスが撮れるんだったら60mm、80mmだったら一等星は間違いなく行けるような気がしてきました。
実際自分で撮れてから書く話ですが (^^;;

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1994983/61966984

この記事へのトラックバック一覧です: 午前7時のシリウスは説得力に欠ける:

« サーバーは21から停止されます:00UTCを24まで:00UTCを10月9日にメンテナンスのために。 | トップページ | じつは年周視差よりむずかしそうな年周光行差の観測 »

フォト

サイト内検索

  • 記事を探されるんでしたらこれがいちばん早くて確実です。私も使ってます (^^;; 検索窓が表示されるのにちょっと時間がかかるのはどうにかしてほしいです。

新着記事

リンク元別アクセス数

  • (アクセス元≒リンク元、原則PCのみ・ドメイン別、サイト内等除く)

人気記事ランキング

  • (原則PCのみ、直近2週間)
無料ブログはココログ