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2015年11月 8日 (日)

Astrometry.net に意地悪してみた - 歪曲収差編

Astrometry.net に意地悪してみた - 大気差編」の続編です。

今回用意した画像はこれです。
Imgp0552tcorg

オリオン座の一部とその周辺ですので「Astrometry.netでオリオン座を遊ぶ」にある画像と同じように見えますが、じつは大きな違いがあります。

-------

上の画像に星像の位置をマーキングしたものです。
Imgp0552tc1000

この画像は純正のレンズを使いカメラの収差補正の機能をオフにして撮影しています。そのため激しい樽型収差が発生しており星像は黄色のクロスのところにありますが、もし収差がないとすれば青色のクロスのところに写るはずだったものです。

左下のシリウス、右上のアルデバランあたりになると本来の位置より100ピクセル以上内側に寄っています。

さてこの画像はどうでしょう。「Astrometry.net 」にアップロードしてみました。
Imgp0552tcant


この画像も問題なく撮影方向を特定できています。どうなっているんでしょう (@@)

(デフォルトの)収差補正ありの設定で写した前回の結果と、収差補正なしで撮影した今回の結果のシリウスのあたりを比較しています。
05540552mark_2

収差がある場合、星座絵=恒星が本来あるべき位置=と実際に恒星のある位置がかなりずれています。

(それが収差によるものか否かを認識しているかどうかはわかりませんが)少なくともこの画像では恒星があるべき位置にないということは認識できているようです。

この画像から考えると収差補正ありの設定で写したものにも収差が残っていたのかもしれません。

図の左側の写真にはうっかり“収差なし”と書き込んでしまったのですが上に書いたように“収差補正あり”の設定で撮影したというだけで、確認したところ左側の写真にも多少収差は残っていました(「反射鏡・レンズの歪曲収差を測る - PENTAX Q7 + 01 Standard Prime」)

じつはこれらの画像はカメラの収差補正の機能の効果について調べて記事にするために撮っていたものです (^^;;

------

  「
Astrometry.netでオリオン座を遊ぶ
  「
Astrometry.netの数値データを取得する方法 - 検出された星像の位置について
  「
Astrometry.netの数値データを取得する方法 - FVの使い方
  「
Astrometry.net に意地悪してみた - 大気差編

  「
カノープスの写真に見る大気差の影響

  「
恒星の位置計算 - ヒッパルコス星表の使い方から大気差の計算式まで
  「
過去記事の一覧(天文計算、測定、電子工作)







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