月がうつむくとアリスタルコス、コペルニクス、メスティングAは一列に並ぶ
メスティングAの位置について「天文のプロを目指すMösting A(メスティングA)の見つけ方 - 月の経緯度原点」を書いたのですが月の秤動によって位置関係は違ってきます。
今回はうつむいたときつまり南側に傾いたときです。
前回は“アリスタルコスからコペルニクスの外縁に引いた線をそのまま伸ばしたところ”と書いたのですが今回はこの三つが直線上にあります。
11月28日のお月さま

2015.11.28 21:47JST
スコープタウン80mm、f=700mm+PENTAX Q7 ISO400 1/400秒
そのままだとクレーターがどこにあるかよくわからないのでコントラストを強めにしてあります。
今回はうつむいたときつまり南側に傾いたときです。
前回は“アリスタルコスからコペルニクスの外縁に引いた線をそのまま伸ばしたところ”と書いたのですが今回はこの三つが直線上にあります。
11月28日のお月さま

2015.11.28 21:47JST
スコープタウン80mm、f=700mm+PENTAX Q7 ISO400 1/400秒
そのままだとクレーターがどこにあるかよくわからないのでコントラストを強めにしてあります。
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右上の緑色の矢印は始点が月の光学中心、終点が経緯度原点(月面経度=0度、緯度=0度)です。
ところで前回の画像はこれです。
この図だけ見てもメスティングAがどれだかわからないことに今気づきました (^^;;
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