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2016年4月24日 (日)

(私の)デジカメ二十年史 (1)

最近これまで(デジカメで)撮ってきた写真の整理を始めました。整理と言ってもGoogle Photosにアップロードして適当にアルバムを作るだけですが....

私が最初にデジカメで写した写真は1996年7月のものです。つまりだいたい20年間経っています。月日が経つのは、そして歳をとるのは早いものです。

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そこでデジカメのこの20年間を振り返ってみました。

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1996年

この年カシオがQV-10を発売します。QV-10は“最初のデジカメ“ではないのですが、QV-10の発表が“エポックメイキング”なできごとであったことはWikipedia - QV-10 をご覧になればわかっていただけると思います。

新しもの好きの会社の同僚が買い、貸してくれたので撮ってみました。ほとんどが家族の写真で、そういうものの方がどんな画像だったのかよくわかると思いますが、いろいろと差し障りがあるので、今回は“静物”の写真です。
00021

画像がずいぶん小さいですが、これが実寸(360x240)です。でも今あらためて考えるとブログなどで使うのであればこのサイズでもものによっては十分なのかも....

QV-10や次のQV-100は撮った画像はカメラの内部のメモリーに保存され、それをシリアル(つまりRS232C)でPCに転送していました。そしてそのファイルの拡張子は.CAMだったと思うのですが、このファイルは1996年のタイムスタンプでTIFFで保存されていました。転送結果がTIFFだったのか、それとも別の形式だったのをTIFFにしたのか記憶が定かでないです。

今回の記事では画像は一切画像処理を行わず撮ったときの画像をそのまま使うつもりですがQVシリーズに限りJPGに変換した上で使っています。
  

  
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1997年

私も新しもの好きなのでデジカメが欲しくなったので、(その当時でも320x240はちょっと、という感じだったので)QV-100が発売されてから買いました。これはその後2年ほど使ったので大量に画像が残っています。

買ってすぐに写した静物(640x480)
Dc090211_2


東京タワー(640x480)
Dc090218_2

国立天文台(640x480)
Dc090248

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1999年

2年も経つとさずがに画素数競争がすさまじく取り残されてしまいました。かと言って最新の機種を買ってすぐに陳腐化するというのもいやなので、ちょっと型落ち気味の機種を買いました。今はなくなった池袋東口のさくらやで売っていたCAMEDIA D360だったと思います。解像度は1280x960となり、今見てもそう違和感はありません。これは壊れたのですが、三年保証だか何かで無償修理になったのでけっこう長く使い続けました。
これは外部に画像が保存できるようになりましたがスマートメディアでした。スマートメディアをフロッピーディスクの形状のアダプタに入れてFDDでPCに読み込むとかやっていました。

熊本市・市電(1280x960)
Pic00022


東京タワー(1280x960)
Pic00004

2006年

CAMEDIA D360はスマートメディアなのですが、エラーを起こすこともあり先行き不安になりました。また単三電池を4本使うというのはなんだかなあ、ということでいろいろ物色してDiMAGE X1を買いました。スペックの割にお値段がリーズナブルということがあったのですが、この機種はコニカミノルタの最後のコンデジになってしまったようです。

30万画素、120万画素と進化してきたのですが、これで一挙に600万画素超えを果たします。このDiMAGE X1というのは確かISO200までしかなくそこがいちばんの不満でした。過去の製品紹介などを読むと手ぶれ補正がよく効いていればそんなに高いISO値は不要というようなコンセプトだったようです。なんとなく満足感が得られないカメラだったのですが、その後また4年ほど使いましたので、けっして悪いカメラではなかったと思います。
リチウムイオン電池、SDカードと現在と同じ構成になります。光路を内部で折り曲げてレンズが出っ張らないようになっておりすっきりしたデザインでした。

ぶどう園(3264x2488、このサイズはアップロードできないので縦横1/3のサイズにしました)
Pict03021088


富士スピードウェイ(3264x2488、このサイズはアップロードできないので縦横1/3のサイズにしました)
Pict00061088

縮小してアップロードするということはすでに過剰品質なのかも。

(続く)

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コメント

STS-4でしたっけ、天体観測用の初期のデジカメ。
大きな冷却フィンが付いていて、通常のカメラには使えそうにないと感じていましたが、いつの間にかカメラに使われて、フィルムカメラが駆逐される時代になりましたね。
技術の進歩は、凄いものですね。

ところで、4枚目は野辺山の10m合成開口電波望遠鏡ですね。

QV-10の画質は当時見ても褒められたものではなかったのですが、この20年で格段に進歩しましたね。
これも私みたいな人柱的購入者の功績ではないでしょうか (^^;;
古い写真を見て思ったのは画質が悪いからと言って思い出が損なわれるわけでもないということです。画質がよく高機能なカメラより手軽に確実に写せるカメラの方が思い出の記録にはいいようです。そういう意味では携帯・スマホがいちばんじゃないんでしょうか。実際写真を集めて整理していると最近のものはほとんどスマホで撮影されたものです。

電波望遠鏡はおっしゃるとおり野辺山宇宙電波観測所の10m x 6 のミリ波干渉計です。

QV-10!私も持っています。
初めて所有したカメラです。買ったと言わず所有といったのは当選したからですヽ(´▽`)/
カメラ自体に興味がなくて銀塩カメラを買ったこともなかったのですが、当選したなら話は別、旅行のお供でした。会社後輩に頼まれて貸してあげたり、とても懐かしいです。
しかし20年経つのですね~歳を取るわけです^^;

おお、QV-10をお持ちですか!
こういうのは何年か経つとゴミになるのですが、20年も経つともう立派な骨董品ですね。QV-10だったら家宝にすべきものではないでしょうか (^^)
それにしても月日が経つのは早いです。写真を見ながらその歳月を噛みしめています (^^;;

ところで私もJTの懸賞(?)でデジカメが当たったことがあるのですが、残念ながら売れないから賞品にしたんじゃないかと疑ってしまうようなものでした。

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