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2016年6月22日 (水)

デジカメ分光感度特性の謎

露出を1EVずつ変化させて撮影した画像のRGB値を調べてみました。

今回は比較的露出が小さい領域での結果です。
_90289030


これが何を意味しているのかさっぱりわかりません。

赤 露出が1EV分増えるとRGB値は大きく上昇、でもさらに1EV分増えてもあんまり上がらない。

緑 露出が1EV分増えるごとにRGB値は同じくらいずつ上昇(=対数圧縮)

青 露出が1EV分増えてもRGB値はあんまり大きくならないが、次の1EV分で大きく上がる。

RGBのそれぞれの担当分の変わり目では露出が増えた方がRGB値は下がるという逆転現象が見られる(紫色の矢印で示したところです)

この記事はJPGの画像を前提にしているのですが、RAWデータだったらどうなってるんだろうという疑問はあります。ただちょっとやってみる気がおきないですが。

=====>  やってみました。光量に比例した数値が得られました。

Raw3ev
(「デジカメの分光感度特性はRAWデータを調べればわかる?」より)

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実験条件

  撮影対象 ベタぐもりの空

  簡易分光器

    d=0.74μm L=190mm s=0.4mm ( N=480 )  色分解能1000程度

    DVD簡易分光器の色分解能を蛍光灯の輝線で実測してみたにあるもの
    露出の範囲を広くとれるように色分解能は控えめです。

  カメラ PENTAX Q + 06 TELEPHOTO ZOOM

  ISO125 F4.0 2s、4s、8sの三段階

8sで撮影したスペクトル
(数値化+一次元化ののち再画像化したもの)
Imgp9100m441350svgv


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