万年筆のインクカートリッジにも(日本のメーカーはほとんど採用してませんが)共通規格みたいなものがあるようです。欧州共通規格、ヨーロッパ統一規格、欧州標準規格、ヨーロッパタイプなど、いろんな表現で紹介・説明されているのがそれです。
もっともこれだけ表現がいろいろあると、ほんとうに規格なんだろうかという疑問も湧いてきます。また規格という以上図面くらいありそうなものですが、まだどこでも見たことがありません。
そこでこの共通規格(?)にそって作られているとされるペリカンのインクカートリッジの形状を調べてみました。ついでに共通規格の万年筆に使えるという情報もあるダイソーのインクカートリッジも調べてみました。形状という以上外形だけでなく内部の形状も重要なのですが、今回は外形だけです。
写真は上がダイソー、下がペリカンです。
追記
その後確認したところダイソーのヨーロッパタイプ風カートリッジは2種類あるようです。そして今回のものは内法で見るとペリカンのものとはかなり異なるようです。
このダイソーのカートリッジは別としても、カートリッジは純正品を使用することをおすすめします。ヨーロッパタイプとは言ってもまったく同一の形状ということはないようです。どうしてもカートリッジが入手できないなら互換品を探すのもしようがないのですが....
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