カテゴリー「小惑星」の24件の記事

2015年11月 1日 (日)

小惑星2015 TB145 - 撮影した位置とNASAの予測位置を比較してみた

NASAの予測位置というのは正しくは(NASA JPL) Horizons Web Interfaceの推算位置のことを言います。

推算位置はじつは今日取得したものを使いました。小惑星が通り過ぎたあとのデータを使うのは反則のようですが、データを見ると推算が行われたのは一昨日のようですし、実際昨日小惑星が通過する前に取得した5分ごとのデータとは最後の桁まで一致しています。
だから比較に使ったのは小惑星最接近前の推算位置であることは間違いありません。

取得したデータのヘッダ
Rec #:744240 (+COV)   Soln.date: 2015-Oct-30_10:09:44      # obs: 724 (20 days)

比較の対象とするのは「小惑星2015 TB145観測結果速報 - 撮影した写真の中からなんとか検出!」のアニメGIFを作った画像のうち1枚です。

Imgp03801000
NIKON F2.8 f=180mm + PENTAX Q7 ISO3200 01:31:51-01:31:53(2sec)

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小惑星2015 TB145観測結果速報 - 撮影した写真の中からなんとか検出!

位置予測の記事を書きまくっておいて「撮れませんでした」はあまりにもみっともないので必死で写真を撮りまくりました。

とはいえ10等星なみとなると私の機材ではもう限界です。撮影している間は写っているのかどうかまったくわかりませんでした。

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機材のせいにするのはあれですが、この記事にある写真は最低レベルです。

ちゃんとした写真をご覧になりたい方向けリンク


  くっしーの徒然日記(稽古、ジャンク、体調など)  - なんとか撮れた!(小惑星2015 TB145)
    
インターバル撮影をアニメGIFにしたもの。なんというかCGに見えるくらいすごいです。


  惑さんのワクワク天体観察日記  - 2015TB145を観測しました。
    インターバル撮影を動画にしたもの。解説付き。お疲れさまでした。

  「
jr2aanのんびりブログ - 小惑星 2015 TB145
    8秒、6秒露出で軌跡がはっきりと写っています。

  「
ほよほよのブログ - 面白かった2015TB145の動き
    たいていの方は月から離れるのを待って撮られたと思うのですが、
    月の出より前(21時すぎ)に撮ってしまったそうです。軌跡が見えます。

  「
星空のおぼえ方-ソラのソムリエから自由をめざす - 科学館で見たかった…小惑星2015TB145  」
    今回のように天体の移動速度が大きいと長焦点は辛かったようです。
    20秒露出の軌跡があります。


  「小惑星2015 TB145 - 撮影した位置とNASAの予測位置を比較してみた
    この記事の画像よりちょっとだけましです。


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撮影した写真の中からやっとみつけアニメーションGIFを作ってみました。
Imgp03800381

上にある明るい恒星はターゲットにしていた4.8等星 HIP45493 です。

撮影時刻 中央標準時 2015年11月1日 01時32分頃(正確な時刻はこれから確認)
撮影地  東京都某所

撮影条件
 NIKON F2.8 f=180mm + PENTAX Q7
  ISO3200 2sec
  経緯儀(要するにカメラの三脚)
  GIMPによる画像処理あり(トーンカーブ調整、トリミング、リサイズ)

  6秒間へだてて撮影した2枚の画像からアニメーションGIFを作成。
  日周運動をキャンセルするように重ねてあります。

画像処理を焦ったこともあって心霊写真級の画像になってしまいましたが、この2枚以外にも星像があることは確認していますし、これが2015 TB145であることは

  「小惑星2015 TB145 - 撮影した位置とNASAの予測位置を比較してみた

をご覧いただければ納得していただけると思います。

もう疲れました。5分で終わる掩蔽観測の方がよっぽど楽 (^^;;

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まとめ

  
小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ

他の(位置)予測記事

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スペースデブリWT1190Fの最後の一日 - HORIZONSによる位置予測
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はやぶさ2のスイングバイを東京で見たら - 位置予測の試み
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アルデバラン食出現時刻早見地図(全国版、2015年11月26日)
  「小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ」 (2015年10月31日)   
  ラブジョイ彗星の位置予測と見つけ方のまとめ - 2015年1月~2月

関連

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恒星の位置計算 - ヒッパルコス星表の使い方から大気差の計算式まで
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過去記事の一覧(天文計算、測定、電子工作)


2015年10月31日 (土)

小惑星2015 TB145 - 観測用位置予測図(50mm画角版)

もう“直前”という段階ですが、これまでの経験だとイベントが近づけば近づくほどご覧になる方が増えるので作ってみました。記事はまだ書くつもりです (^^;;

時刻ごとの概要版・詳細版の一覧は

  小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ

にあります。月との離角や地域による見え方の差、
小惑星の撮影例、小惑星の位置データの取得方法、撮影に成功された方の記事へのリンクもあります。

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“50mm画角版”の意味は“APS-Cのカメラにf=50mmのレンズをつけたとき写る範囲を図にしました、という意味です。

画角を示しているだけで、APS-Cのカメラに50mmのレンズをつけて2015 TB145が写るとは思えないのですが、ラブジョイ彗星のとき写された写真から考えると空気の澄んだ夜空の暗いところなら写るのかもしれません。

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小惑星2015 TB145と北斗七星 - 観測用位置予測図(上級者向け) (10月31日版)

小惑星2015 TB145の光度等級、高度、月との離角のグラフ」にあるように時間が遅くなるほど2015 TB145と月の離角は大きくなっていきます。その変わり2015 TB145はどんどん暗くなっていきますので撮影しやすくなるというわけでもないです。

03時頃には北斗七星に近づきますので場所は確認しやすくなると思います。

ただどちらかというと口径の大きな(少なくとも10㎝前後の)レンズ/反射鏡が使えるベテラン・上級者向けということになりそうです。この図を見ると高度がどんどん下がっていくように見えますが実際は日周運動があるのでそれほど変化しません。

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観測地 東京(ほかの地域でもあんまり変わりません。ただし時刻がほんの少しずれます)

データの取得日 2015年10月31日
(Rec #:744240 (+COV)   Soln.date: 2015-Oct-30_10:09:44      # obs: 724 (20 days))

カメラ/レンズ APS-C f=21㎜
02時30分の(東京での)天頂が上になるように描画してあります。
中央にあるのがおおぐま座/北斗七星のドゥーベです。
Tokyo103107201656021mm0230
恒星の位置はヒッパルコス星表、2015 TB145の位置は「(NASA JPL) Horizons Web Interface 」によります。2015 TB145の位置予測は日々と更新されています。常に最新の情報(記事)を参照していただきますようお願いします。データの取得日時に注意してください。

時刻ごとの概要版・詳細版の一覧は

  小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ

にあります。
月との離角や地域による見え方の差、小惑星の撮影例、小惑星の位置データの取得方法、撮影に成功された方の記事へのリンクもあります。

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続きを読む "小惑星2015 TB145と北斗七星 - 観測用位置予測図(上級者向け) (10月31日版)" »

(カテリナ彗星でも使える)小惑星2015 TB145の予測データから位置予測図を作成するExcelファイル

今小惑星2015 TB145の位置予測図作成に使っているExcelファイルをダウンロードできるようにしました。

  「Av2-20151031-120-45-70.xls」    8MByteくらいあります (^^;;

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下のような位置予測図を作るのが目的です。

ここが今回の“主戦場”かと思います。時間が早いうちは2015 TB145は最大光度に近く明るいものの月が近く、時間がたつにつれてだんだん暗くなる一方で月との離角は大きくなっていきます。00時の月との離角がちょうど30度です。

観測地 東京(ほかの地域でもあんまり変わりません。ただし時間が少しずれます)

データの取得日 2015年10月31日
(Rec #:744240 (+COV)   Soln.date: 2015-Oct-30_10:09:44      # obs: 724 (20 days))

カメラ/レンズ APS-C f=21㎜
0時20分の(東京での)天頂が上になるように描画してあります。
右下に見えるのがふたご座のカストルとポルックス、左下に半分見えているのがおおぐま座/北斗七星のドゥーベです。


Tokyo1031072012045002021mm
恒星の位置はヒッパルコス星表、2015 TB145の位置は「(NASA JPL) Horizons Web Interface 」によります。2015 TB145の位置予測は日々と更新されています。常に最新の情報(記事)を参照していただきますようお願いします。データの取得日時に注意してください。

時刻ごとの概要版・詳細版の一覧は

  小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ

にあります。
月との離角や地域による見え方の差、小惑星の撮影例、小惑星の位置データの取得方法、撮影に成功された方の記事へのリンクもあります。

続きを読む "(カテリナ彗星でも使える)小惑星2015 TB145の予測データから位置予測図を作成するExcelファイル" »

2015年10月30日 (金)

小惑星2015 TB145観測用位置予測図 - 概要図(22:00-02:40)

この記事は概要版の一つで10月31日22時から11月1日20時40分ころの2015 TB145 の位置を表したものです。時刻ごとの概要版・詳細版の一覧は

  小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ

にあります。月との離角や地域による見え方の差、
小惑星の撮影例、小惑星の位置データの取得方法もあります。

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ここが今回の“主戦場”かと思います。時間が早いうちは2015 TB145は最大光度に近く明るいものの月が近く、時間がたつにつれてだんだん暗くなる一方で月との離角は大きくなっていきます。00時の月との離角がちょうど30度です。

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観測地 東京(ほかの地域でもあんまり変わりません。ただし時間が少しずれます)

データの取得日 2015年10月30日
(Rec #:744267 (+COV)   Soln.date: 2015-Oct-29_13:06:37      # obs: 598 (19 days))

カメラ/レンズ APS-C f=21㎜
撮影時刻を0時頃として上が(だいたい)天頂になるように描画してあります。
右下に見えるのがふたご座のカストルとポルックス、左下に半分見えているのがおおぐま座/北斗七星のドゥーベです。
Horizonstokyo21mm002070

恒星の位置はヒッパルコス星表、2015 TB145の位置は「(NASA JPL) Horizons Web Interface 」によります。2015 TB145の位置予測は日々と更新されています。常に最新の情報(記事)を参照していただきますようお願いします。データの取得日時に注意してください。

続きを読む "小惑星2015 TB145観測用位置予測図 - 概要図(22:00-02:40)" »

小惑星2015 TB145観測用位置予測図 - 00時00分頃

詳細版の一つ、10月31日24時00分(1日00時)頃の位置を中心としたものです。概要版・詳細版の一覧は

  小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ

にあります。月との離角や地域による見え方の差、位置データの取得方法もあります。

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おそらくこの頃がいちばん写しやすいのかもしれません。2015 TB145はそれなりの光度を保ち月から次第に離れ始めます。

観測地 東京(ほかの地域でもあんまり変わりません。ただし時間が少しずれます)

データの取得日 2015年10月30日
(Rec #:744267 (+COV)   Soln.date: 2015-Oct-29_13:06:37      # obs: 598 (19 days))
カメラ/レンズ APS-C f=50㎜
撮影時刻を00時JSTとして上が(だいたい)天頂になるように描画してあります。
右下に見えるのがふたご座のカストルです。私みたいに慣れていない方はこのあたりからたどればいいと思います。
Horizonstokyo50mm000070
恒星の位置はヒッパルコス星表、2015 TB145の位置は「(NASA JPL) Horizons Web Interface 」によります。2015 TB145の位置予測は日々と更新されています。常に最新の情報(記事)を参照していただきますようお願いします。データの取得日時に注意してください。

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(田沢湖版)小惑星2015 TB145観測用位置予測図 - 23時15分頃

詳細版の一つ、23時15分頃の位置を中心としたものです。最新のデータに基づく概要版・詳細版の一覧は

  小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ

にあります。
月との離角や地域による見え方の差、小惑星の撮影例、小惑星の位置データの取得方法、位置予測図の作り方もあります。


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わっかさんのリクエストで作ったので“田沢湖版”と書いていますが、東京と見え方がそんなに違うわけではないです。

光度等級だけ考えれば私でも確実に撮れる明るさですが、月明りはどうなんでしょう。
月との離角は35度くらいです。月との離角は25度もありません。

観測地 東経 140.662219度、北緯 39.7265580度、 (標高 250m)
データの取得日 2015年10月30日
(Rec #:744267 (+COV)   Soln.date: 2015-Oct-29_13:06:37      # obs: 598 (19 days))

中央円の直径 2度
中央円の中心座標(ICRS) 赤経 06h48m17s 赤緯 41d04m4(2)s
カメラ/レンズ APS-C f=120㎜
撮影時刻を23時15分JSTとして上が(だいたい)天頂になるように描画してあります。
Horizonstazawa120mm102141165
恒星の位置はヒッパルコス星表、2015 TB145の位置は「(NASA JPL) Horizons Web Interface 」によります。2015 TB145の位置予測は日々と更新されています。常に最新の情報(記事)を参照していただきますようお願いします。データの取得日時に注意してください。

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2015年10月28日 (水)

小惑星2015 TB145の観測用位置予測星図 - 0時35分~01時10分(10月28日版)

小惑星 2015 TB145の位置予測の詳細図の一つです。

これだけだとどのあたりかさっぱりわからないと思いますので

  小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ

にリンクのある最新の全体図と見比べてください。

また撮影計画を立てるときは小惑星2015 TB145の光度等級、高度、月との離角のグラフを参考にしていただければと思います。

このあたりは明るい恒星が少なく長焦点のレンズは使いにくそうです。

10月28日に取得したデータによって作成しました。
図はAPS-Cのカメラにf=180mmのレンズを使ったときのものに相当します、画像の向きは01時頃の実際の見え方に合わせてあります。
Horizons1100190005min180mm120457210
恒星の位置はヒッパルコス星表、2015 TB145の位置は「(NASA JPL) Horizons Web Interface 」によります。2015 TB145の位置予測は日々と更新されています。常に最新の情報(記事)を参照していただきますようお願いします。特に断らない限り記事に掲載する予測図は記事を書いた時点での最新のデータにもとづく東京での視位置です。データの取得日時に注意してください。


続きを読む "小惑星2015 TB145の観測用位置予測星図 - 0時35分~01時10分(10月28日版)" »

小惑星2015 TB145と北斗七星 - 観測用位置予測図(上級者向け)

小惑星2015 TB145の光度等級、高度、月との離角のグラフ」にあるように時間が遅くなるほど2015 TB145と月の離角は大きくなっていきます。その変わり2015 TB145はどんどん暗くなっていきますので撮影しやすくなるというわけでもないです。

03時頃には北斗七星に近づきますので場所は確認しやすくなると思います。

ただどちらかというと口径の大きな(少なくとも10㎝前後の)レンズ/反射鏡が使えるベテラン・上級者向けということになりそうです。この図を見ると高度が下がっていくように見えますが実際は日周運動があるので高度はあんまり変化しません。

10月28日に取得したデータによって作成しました。
図はAPS-Cのカメラにf=21mmのレンズを使ったときのもので、画像の向きは03時頃の実際の見え方に合わせてあります。
Horizons1100190020min21mm1656080
恒星の位置はヒッパルコス星表、2015 TB145の位置は「(NASA JPL) Horizons Web Interface 」によります。2015 TB145の位置予測は日々と更新されています。常に最新の情報(記事)を参照していただきますようお願いします。特に断らない限り記事に掲載する予測図は記事を書いた時点での最新のデータにもとづく東京での視位置です。データの取得日時に注意してください。

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最新のデータに基づく時刻ごとの予測位置図の概要版・詳細版の一覧は

  小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ

にあります。月との離角や地域による見え方の差、小惑星の撮影例、小惑星の位置データの取得方法もあります。

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他の(位置)予測記事

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スペースデブリWT1190Fの最後の一日 - HORIZONSによる位置予測
  「
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  「小惑星2015 TB145の位置予測のまとめ」 (2015年10月31日)   

ラブジョイ彗星の位置予測と見つけ方のまとめ - 2015年1月~2月

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    「
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