カテゴリー「月面X」の11件の記事

2016年3月17日 (木)

おすすめの月面X予測サイト - 私が月面Xの予想をやめた理由

昨年まではけっこう熱心に月面Xの予測をやってきたのですが、最近かなり適当な感じになってきました。

  小学生でもできる月面Xの時刻の(わりと正確で)簡単な予測法 - 2016年2月15日を例に

にある方法を使えばどなたでも予測できるはずだから、というのもあるのですが、じつは(現時点でも) 2020年までの月面X について見え方の推移まできちんと予測したサイト(記事?)を見つけたからです。

   ほんのり工房  
        -
月面Xって意外に貴重な天文現象!?
        - アーカイブ:月面Xの一覧

以下推薦文(?)です。

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2015年12月26日 (土)

月面X(2016年4月14日)予測 - ほんとに見えるかな?

地球の裏側で見えるやつ(2016年1月)とか真昼間月の出の直後に見えるもの(2016年3月)の予測を二つ続けて書いてしまったので、今回は2016年4月の見えると予測されているものです。

ただ、これはそうとう厳しいと思います。これが見えるというなら2016年3月のも(昼間ですが)見えると言っていいような気がします。

20160414a

これも

  小学生でもできる月面Xの時刻の(わりと正確で)簡単な予測法 - 2016年2月15日を例に

を使って予測していますが、使っている式は“より正確な式”と書いた方です。と言ってもそんなに結果が違うわけでもありません。

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2016年3月16日の月面Xの予測

今回は2016年3月の月面Xの予測です。前回と同じく

  「
小学生でもできる月面Xの時刻の(わりと正確で)簡単な予測法
  (2016年2月15日の予測)

に書いた方法で予測してみました。

20160316a_2

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2015年12月25日 (金)

2016年1月17日(16日)の月面Xの予測

小学生でもできる月面Xの時刻の(わりと正確で)簡単な予測法の手法で来年1月17日の月面Xを予測してみました。

20160117a 

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2015年12月23日 (水)

小学生でもできる月面Xの時刻の(わりと正確で)簡単な予測法 - 2016年2月15日を例に

これまで月面Xの時刻の予測やその方法について何度か書いてきたのですが、その方法というのがはっきり言って面倒でした。

今回は小学生のためにネットでの検索と引き算・割り算ができて方眼紙にグラフが書ければ予測できる方法を紹介します。

簡単とは言っても以前流行った“月面余経度が358度”というのよりずっと正確です。月面Xは先日のやぶさ2なんかと違って一発勝負ではないので実用的にはこれで十分です。

じつは「中学生でもできる月面Xの時刻の(わりと正確で)簡単な予測法 - 2016年2月15日を例に」を書いたとき暦象年表では太陽の月面経緯度は得られないと思い込んでいたのですが、気になって見てみたらちゃんとありました。今回は英語はまったく不要なので“小学生でもできる...”としました。

月面Xの地点の太陽の高度を求めてそれからいつ月面Xを見えるか調べるという方法をとりますが、太陽の高度を求めるところを簡略化して求めやすくしてあります。

それから2月25日説がありますが、今月の月面Xの日12月18日から2朔望月後ですから2月15日が正しいですね。

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まず上弦の時刻を調べます。手もとに理科年表とか天文年鑑とかカレンダーとかなくても暦計算室にあります。

  国立天文台  - 暦計算室  - 暦要項  - 朔弦望 平成28年(2016)

Photo

2月15日は16時46分が上弦であることがわかります。

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2015年12月19日 (土)

中学生でもできる月面Xの時刻の(わりと正確で)簡単な予測法 - 2016年2月15日を例に

これまで月面Xの時刻の予測やその方法について何度か書いてきたのですが、その方法というのがはっきり言って面倒でした。

今回はExcelのソルバーとか使わない中学生でもできる方法を紹介します。小学生でもできるのですが、途中に英語が出てくるので中学生ということにしました。

簡単とは言っても以前流行った“月面余経度が358度”というのよりずっと正確です

“小学生版”も作りました。
  「
小学生でもできる月面Xの時刻の(わりと正確で)簡単な予測法 - 2016年2月15日を例に

月面Xの地点の太陽の高度を求めてそれからいつ月面Xを見えるか調べるという方法をとりますが、太陽の高度を求めるところを簡略化して求めやすくしてあります。

それから2月25日説がありますが、今月の月面Xの日12月18日から2朔望月後ですから2月15日が正しいですね。

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まず上弦の時刻を調べます。手もとに理科年表とか天文年鑑とかカレンダーとかなくても暦計算室にあります。

  国立天文台  - 暦計算室  - 暦要項  - 朔弦望 平成28年(2016)

Photo

2月15日は16時46分が上弦であることがわかります。17時くらいつまりUTCの08時ということになります。

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2015年12月18日 (金)

2015年12月18日・月面Xの速報

いまさらですが予測は

  2015年12月18日・月面Xの予測(他の予想との比較と予測用Excelファイル付き)

にあります。

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本日の撮影条件

スコープタウン - D80mmFL700mmフルコートアクロマートレンズ金属セル付
PENTAX Q7
ISO400 原則 1/160秒

1. 4000x3000から800x600にトリミング
2. 4000x3000から2000x1500にトリミングし、800x600に縮小

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19時39分 どんどん雲が増えまた厚くなっています。
今日の見納めです。
Imgp09992000800

20時を過ぎると少しずつ形がくずれていく(=ガスホースの留め具みたいになる)と思われます。でも撮影条件を工夫すれば“X”に写らないこともないかも....

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18時58分 東京では雲をとおしての撮影になってしまいました。
あと1時間くらいは楽しめるでしょう。
Imgp09972000800

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18時31分 つながってきました。
19時~20時くらいが見ごろでしょう。

Imgp0994800

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18時07分 遠目にはそろそろ“X”
Imgp09902000800

Imgp0990800

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17時42分 いまだ“X”の形にならず
Imgp0989800

あと30分くらいで”X”の形になると予想しているのですが....

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16時36分 月面“火”
Imgp0979800

あと1時間くらいすれば形が整ってくると思われます。

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2015年12月17日 (木)

2015年12月18日・月面Xの予測(他の予想との比較と予測用Excelファイル付き)

明日はいよいよ月面Xの日です。今年ははずれの年で月面Xが見えるのは(昼間のものを除けば)1月と今月だけです。めちゃくちゃ曇ってますが、明日は天気予報どおり晴れるんでしょうか?

  ==> 晴れました!
    「
2015年12月18日・月面Xの速報

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月面X、2015年12月でググっても別の記事がヒットしてしまうようなのであらためて記事を書くことにしました。内容は以前書いたものとほとんど同じです。

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月面Xの時刻予測 - 2015年12月18日

  予測計算用Excelシート  「ダウンロード LunarX_1512.xls (201.0K)

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せっかくですのでググって見つけた他の方の予測時刻も表にいれておきました。

月面Xの予測時刻というのは人によって定義と言うか考え方が違うので掩蔽時刻の予測のように10秒違ったら立ち直れないくらいに落ち込むというようなものとはちょっと違います。気になる方はそれぞれの方の記事をご覧になってください。

時刻[hm] (JST) 太陽の 月面余経度 太陽の 月面緯度 月面Xでの 太陽高度 見え方 備考(Seppina予想)
イタリックは他の方の予想
2015.12.18 15h38m 357.91 1.52 -1.70 ☓(予測) よおく見ると「月面X」が見える位置に光点が見えてきます。
2015.12.18 15h48m 358.00 1.52 -1.62 太陽の月面余経度が358度。この時刻が「月面X」の見え始める時刻として予測されていることがあるので注意しましょう。とくに今回のように太陽の月面緯度が大きいケースは大きくずれます。
2015.12.18 17h09m 358.68 1.52 -1.00 △(予測) “X”の形が見えてきますが、右側が淡く見えたり切れ目があったりします。
2015.12.18 18h頃 359.11 1.52 -0.62 月からのノート - (10/04/21)月面に浮き上がる「X」
残念ながら算出の手法については書かれていないようです。
2015.12.18 18h09m 359.18 1.52 -0.55 pierres blanches と 《カガクするココロ》 - [50] 月面Xと「太陽の月面余経度・月面緯度」 (13/3/26)」による予測時刻
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この記事には予測時刻の算出方法と予想時刻の意味について詳細な説明があります
御一読をおすすめします。
2015.12.18 18h15m 359.24 1.52 -0.50 ○(予測) いわゆる「月面X」の形になります
2015.12.18 18h28m 359.34 1.52 -0.40 ほんのり工房 - 月面Xって意外に貴重な天文現象!?」による予想時刻
残念ながら予測の手法に関する具体的な説明はないようです(簡単な説明があります)
2015.12.18 19h20m 359.79 1.52 0.00 ○(予測) 観望・撮影に適した時間帯です。
2015.12.18 20h26m 360.34 1.52 0.50 △(予測) このあたりからだんだんXの形から離れていきます。
2015.12.18 21h00m 360.63 1.52 0.76 ×(予測) ふつうに撮るともうXではない(ガス管止めみたいな形)のですが露出に気をつけるとなんとなくXに見えないこともないです。

 

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2015年1月 6日 (火)

クレータの名前入り月面X

月面Xを見ているとクレータの縁が接しているところが“X”の形に見えることに気が付きます。

2014年11月29日の月面Xの写真でクレータの名前を調べてみました。

クレーター名入り月面写真を作る - 座標回転の応用例」の応用例です。

続きを読む "クレータの名前入り月面X" »

2014年12月 7日 (日)

月面Xの予測 - 2015年12月18日(他の予想との比較と予測用Excelファイル付き)

2015年の月面Xの予測は1月、2月と書いたので次は4月からということになるのですが、どれも白昼でぱっとしないので年末の12月18日の予測を先に書きます。

  参考 2015年12月18日・月面Xの速報

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2015年の「月面X」の概要は
  「2015年月面X予測
に個別の詳細予想は
  「月面Xの時刻予測 - 2015年1月27日
  「月面Xの時刻予測(他の予想との比較付き) - 2015年2月26日
  「月面Xの予測 - 2015年12月18日(他の予想との比較と予測用Excelファイル付き)」 (この記事)
にあります。

月面Xのだいたいの位置はこの記事の最後の写真を見ればわかりますが、詳しい位置を知りたい方にはこの記事があります。
  「クレータの名前入り月面X

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